「全国メディア接触・評価調査」←新聞ってやっぱりすごい。
先日、「毎日.jp」を読んでたらこんな記事が載ってました。
この記事、かなりの衝撃でした。
日本新聞協会(会長・北村正任毎日新聞社長)は、「07年全国メディア接触・評価調査」の結果を発表した。回答者のうち、「新聞を読んでいる」と答えた人が92.3%に上り、協会は「日常生活に欠かせない基幹メディアであることが改めて確認された」と分析している。(毎日jpより引用)
いや、ほとんどの人がそれほど衝撃を受けないのかもしれないですけど、村井は、かなり衝撃受けたわけですよ。
なぜなら、この記事の表明している数字と村井の考える肌感覚があまりにも乖離していたから・・・。
だって、単純に自分の周りで10人に9人以上の人が新聞(紙媒体)を読んでるかって聞かれたら・・・そらないかもって・・思いません?
ちなみに、この92.3%と言うのは、購読者(新聞を購入している読者)ではなく、新聞を「見て・聞いて・利用している」人のことだそうです。。。
この定義自体、ぼやーっとしていますが、ま、そういうことだそうです。
で、
ほんとかー?そもそも母数の取り方がおかしいんじゃろーっ(疑いの目 苦笑)てことで、このレポートをじっくり見てみたんですよ。皆さん、興味あればどうぞ。↓
クロスメディア時代の新聞広告Ⅱ購買満足と新聞エンゲージメント(PDF)
とりあえず、本調査の概要は、以下のとおりでした。
ふーん。
調査対象 : 15 歳以上69 歳以下の男女個人
標本抽出 : 住民基本台帳からの層化2 段無作為抽出
調査方法 : 訪問留め置き法
標本サイズ : 6,000
有効回収数(率) : 3,620(60.3%)
調査期間 : 2007年10月4日(木)~ 10月28日(日)
すごく、ちゃんとしてる・・・。
母数も悪くない。。
ふーん。
無作為抽出ねぇー。
わるくないねぇー。ふーん。ふーん。
(村井、大学で統計学やってたので、こういうの細かい。。。)
どれどれ。
(さらに調査内容を読み進める。。)
ふーん。面白い内容だねぇー。
うーん。
よくまとまってるねぇー。
ふーーん。(熟読・・)
と言うことで、読み進めている途中あたりで、冒頭の90何パーセントとかなんとか言う数字はどうでも良くなってしまい、このレポートのデータの面白さに見入ってしまったのでした。(ちゃんちゃん)
かなり面白いです。メディアの今が浮き彫りになってくる感じです。
でもここで改めて思ったのですが、
この92.3%が本当だとしたならば、まだまだ新聞各社の市場は安泰だといえるのではないでしょうか?メディアが多様化してきた現在、この数字を保つことができる新聞はやはりすごい媒体だと言わざるを得ないです。
各新聞社は、この数字を見てさらに「兜の緒」をしめたのではないでしょうか?そんな気がします。
ちなみに、このレポート見て特に面白いなと思った点がこれ。
↓
新聞と言う媒体が作り上げている「ブランド」や「期待」に反し、実は、新聞で「普段の閲読している記事ジャンル」No.1は、「テレビ・ラジオ番組表」だった!と言う点。
男性・女性の差なく、ダントツのNo.1。
女性なんかは、ほぼ90%近い支持率を保っています。これは面白い情報だと思いました。こんな所のユーザーは、今後いち早く携帯に流れていきそうな予感がしますねぇー・・・。
とは言いつつ、
やっぱり、下の表を見ると良くわかるけど、新聞メディアの既存のブランドはゆるぎないことは明白。
すごいよね。ほんとすごい。
インターネット含めた5メディアの中でも、すべての項目でダントツです。
「情報源として欠かせない」・・なんて項目はうらやましすぎます。
と言うことで、
今日は、新聞メディアって「やっぱり、すごい!」って事が再認識できたのでここにブログっておきます。
皆さんも新聞の良さを再認識する為に、このレポートは読んでおいてもいいかもですよ。
ではー。
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