村井説人の日記

2008年のキーワード

今年は、今日から仕事はじめ。
結構、頭がすっきりしている2008年。
休み疲れは全くない。

いい感じです。

とりあえず、いいスタートを切っているのでこのまま春まで突っ切りたいと思います。

で、そんな矢先にこんなニュース。



だそうです。
村井としては、「このサービスが今後どうなるかぁー」と言うことよりも、「デジガレインキュベーション」と言う会社に注目したのです。

と言うのも、最近特に感じてることがあるから。

それは、日本市場において「インキュベーション」をしっかりしたビジョンに基づいて実施している会社があまりにも少なくないかい?と言うもの。

最近の日本では、インベストメント(投資)はするけど、インキュベーション(孵化:新規に事業を起こす支援をすること)を「強くサポート」すると言う企業をあまり聞かない。

当然、口ではインキュベーションに力を入れると言ってはくれるんですが、本当にサポートに力を入れて、その事業を大きくさせようとしている会社をあまり見ません。これが現場の感覚。

その点で、この「デジガレインキュベーション」と言う会社は、ちょっと興味あり。Twitterと言うサービスの成長と、Twitterを考えたCEO達との良好な関係作りを、この小額の投資で実現しようとする感じは彼ららしいと思う。ちなみに、彼らの投資サイクルはこんな感じ


かつて、村井もコンサルティングビジネスをやっていた時がある。
その時、ベンチャー企業に小額だが投資をしたことがある。
この時は、投資額を上げるよりインキュベーションに力を入れて、事業の健全化、事業の可能性の拡大に力を注いだことを思い出す。ビジネスモデル特許の取得や、営業活動、アライアンス などなど、様々な点で支援を惜しまなかった。これは、そのベンチャー企業にはとても役に立ったのではないかと思っている。(当然お金を”どん!”と入れてくれるインベスターも必要ですがね。)

ただ、企業には、必ずインキュベーションの時期があり、色々な人(企業)に助けてもらわなければならない時期が必ずあると思うのです。

2008年、日本のベンチャー企業を更に活性化し、その力を日本経済の底上げに貢献させる為には、今まで以上に、このインキュベーションと言うフェーズに注目して、そのフェーズでいかに支援していくか?がとても重要だと思うのです。

先行きが見えないこの時期だからこそ、事業会社からの積極的な支援、ベンチャーキャピタルからの支援が手厚くなってくれることを願います。


これが2008仕事はじめの所感。
この「羽化させる」と言う概念。
とっても重要な気がしてきました。

と言うことで、

今年1年のキーワードを

「インキュベーション(Incubation)」にしようと思います。

2008年は、
自分の「能力」を更に高め、実用に耐えうるものにすること。
自分が携わっている「ビジネス」を羽化させ、羽ばたかせること。
自分の周りに手をかして欲しいと思っている人がいたら、それに手を貸し、羽化させること。

ありとあらゆる場面で、このインキュベーションと言う概念は出る。

このキーワードを忘れずに2008年を駆け抜けられれば、なんだかいい仕事ができそうな気がします。

と言うことで、今年のキーワードも決まったので、最後に年始のごあいさつ。

「2008年も引き続き、宜しくです。」

皆様にとって2008年が良い年になりますように!!

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