ねこじゃらし

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090221 バナナ

2009-02-22 07:29:18 | 植物・園芸・農業・庭園・公園など
 バナナです
一昨年は10月下旬にはなっていたとのことですが、
昨年はとうとう花が見られず、年を越しました
美味しいバナナになるように、灌水もたっぷり、念入りにしてしまいました
光合成って偉大だぁ
食べられるようになるのがたのしみ



中央の温室に入ると覆いかぶさるようにバナナの葉がしげっている
その、葉の葉鞘からあふれ出るように花が咲き出している

  

左の写真はもう先端に近いほう、黄色い花が見えてくる
まだ子房が小さい花がお行儀よく交互2列に並んで見える
根元に近いほうはもうきれいに青いバナナのようになっている。
茶色に変色した花弁の間から飛び出している
果実になるところ これは子房がふくらんだんだな? 
先端にクリーム色の花の名残がある

紫色のは花弁ではないな・・・なかにたくさん花が見えるから
苞葉になるのかな



バナナは雌雄異花で 受粉などの刺激が無くても子房が膨らんで
種ができずに果実をつくる自動的単為結果だという説明があるが
これをみると、雄蕊(5本)と雌蕊(1本)がそろっているように見える



さらに他の記述に当たって調べてみると
花序の基部に雌花、中央に両性花、先端に雄花をつける
・・・とあるので、この写真の部分は両性花なのだろう

果実になるのは両性花
雌花も果実になるのかな? どうだろう
ここが両性花ということは、雌花はもっと上のほう、
すでに果実になるとしたらなっているし、
ならないとしたらしぼんじゃってるか・・・

栽培品種はムサ・アクミナータ(Musa acuminata)とムサ・バルビシアーナ(Musa balbisiana)の雑種で、単為結果であり花粉ができないものが選抜されたものという説明があった。
沖縄のシマバナナはムサ・アクミナータの同質二倍体単為結果品種で
芭蕉布のイトバショウはムサ・バルビシアーナの変種であると考えられているそうだ


10月にみつけた路地のバショウはこうしてみるとバナナとは違う花だ
キャンパス内 路地のバショウの写真は こちら

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