貴重な書籍や資料を、ある方から譲り受けた。その数々を下に記す。年代を見ると、明治から平成まで１００年の間に出版された「切腹」や「白虎隊」に関するものばかり数十点。何冊かは読んだことがあるが、存在することすら知らなかったものがほとんどだ。戦前のものは、切腹や死に対する書き方が現代とは大きく違いカルチャーショックを受ける。
これらは切腹の歴史を知る上で、また切腹を描いた書物の歴史を知る上で、物凄く価値のあるものだと感じている。これらの資料を切腹フェチの方々とできるだけ共有したいと思っているので、読んだものは内容を要約して感想を付け加えてこのブログで紹介したい。読むのも書くのも遅いので、気長に待っていて下さい。
★すでに読んだ書籍名はレビューを書いた記事へのリンクになってます。
■「切腹」関係
１ー野田住郎 「少年葉がくれ物語」昭和17年
２ー和田克徳 「切腹」 18
３ー萩原新生 「武士道散華」 18
４ー中康弘通 「切腹」 35
５ー八切止夫 「切腹の美学」 46
６ー中井勲 「切腹」 47
７ー千葉徳爾 「切腹の話」 47
８ー大隈三好 「切腹の歴史」 48
９ー横尾忠則編 「狂懐の神々」 平成1
１０ー千葉徳爾 「日本人は何故
腹を切るのか」 6
劇画
１１ー平田弘史 「武人記」 昭和62
１２ー平田弘史 「武士道無無惨伝」 62
（次の２册は、中康氏の自主出版のようで「夜話」は女性もの）
１３ー中康弘通 「切腹夜話」
１４ー中康弘通 「少年悲歌」
（櫻は中康氏が定期的に出していた雑誌で創作やアンケート等が出ている）
１５ー中康弘通 「櫻」Vol.2
「櫻」Vol.3
「櫻」Vol.4
「櫻」Vol.5
「櫻」Vol.6まで５册
（以下のものは雑誌から抜いたものやコピーを綴じたもので１０册）
１６ー１ー「切腹の歴史と美学」２册
２ー「悩ましき切腹悲願」「腹切り残酷史譚」「愛の処刑」
３ー「割腹」「わが腹は赤かりき」他
４ー「河内介の切腹」「敬神党自刃」「華麗なる切腹」
５ー「天文切腹図会」
６ー「憂国の宴」
７ー「弥永父子切腹」
８ー「切腹見果てぬ夢」他
９ー「愛の切腹」 「血染めの白昼夢」
高橋鐵 「あぶ・らぶ」 昭和46年
■「白虎隊」関係
１７ー戯曲 「會津戦争夢日誌」 明治28年
１８ー 「日本お伽噺白虎隊」 34
１９ー 「日本歴史譚彰義隊」 34
２０ー高橋淡水 「悲絶壮絶白虎隊」 42
２１ー杉原夷山 「武士道の精華白虎隊」大正1
２２ー平石辨蔵 「會津戊辰戦争」 6
２３ー坂本忠一郎 「江戸開城」 10
２４ー高橋勇 「忠烈赫赫白虎隊」 昭和4
２５ー會津白虎隊看守所編
「戊辰戦争と白虎隊」 5
２６ー野村胡堂 「戊辰戦役」 10
２７ー笹本寅 「會津士魂」 16
２８ー狭間祐行 「會津戦争」 16
２９ー神崎清 「少年白虎隊」 18
３０ー佐藤民寳 「白虎隊」 19
３１ー野田開作 「幕末風雲録」 36
３２ー早川喜代次 「史実会津白虎隊」 51
３３ー霜川遠志 「ならぬことはならぬ」 55
３４ー片平幸三 「燃える白虎隊」 62
３５ー宮崎十三八 「少年白虎隊」 62
３６ー 「白虎隊」 62
３７ー佐野二郎 「現代に生きる会津士魂」 62
３８ー星克一 「会津白虎隊」 63
まんが・劇画
３９ー矢野功 「まんが白虎隊」 59
４０ー小島剛夕 「白虎隊」 61
４１ーさいとうたかお
「敗れざる者たち」 平成1
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