三十年前の深作欣二監督の映画版の同じシーンはこういう演出はしてなかった。映画版のこのシーンのセットはテレビ版と比べるとかなり広い。
お目当ての忠長切腹シーンは、というと‥腹を切った後、横向けに倒れているところが映っただけだった。白装束に血が滲み、血だまりもできていたし、口角からは吐血もしていた。しかしすでに事が済んだ後だったので苦痛に歪む表情も呻き声もなかった。そういえば切腹刀の柄が紫色の布に包まれているような感じに見えた。蟄居謹慎前は大名だったし将軍の弟だから切腹刀も豪華なのかな。
切腹シーンの他には、腰元(?)に変装した少年刺客・雪乃丞が徳川家光の命を狙うが柳生宗矩に返り討ちにされるというシーンがあった。白装束で長刀を振い家光に迫るが、宗矩が一刀のもとに斬り伏せた。その後雪乃丞の死体は見せしめのために磔にして晒された。血に染まった白装束で磔にされた姿はなかなか色っぽかった。変装するための白塗りの化粧がなければもっとよかったかもしれない。この雪乃丞役の子は公式サイトにも名前が出てなかったな。
切腹シーンと雪乃丞磔シーンの動画は残念ながら上がってなかった。
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