続・切腹ごっこ

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城跡の

2007-10-26 | ★城跡探訪
 数日前、兵庫県篠山市の篠山城跡を訪れた。たまたま時間ができたから暇つぶしに、と思って行ってみたら、なかなかいい雰囲気だった。
 天守や櫓は残ってなかったが、城郭の規模の割に高い石垣がしっかり残っていた。城の小ささもいい雰囲気の要因だったのかもしれない。二重の堀に囲まれた本丸は百数十メートル四方で、復元された大書院と資料館(その日は運悪く休館日‥)、一段高くなった場所には神社と天守台があった。神社の周囲には高い杉の木が木陰を作っていて、ん~なんかホントにいい感じだった。その日が気持ちのいい秋晴れだったせいもあるだろうな~

 こういう史跡なんかに行って、そこの説明書きを読んだりしてるとなんかムラムラしてくることがある。ムラムラっていうのは「なんか、切腹したい‥」っていう気持ちが湧き上がってくる、というか。こういういい雰囲気な場所で切腹好きな人と切腹談義できたら盛り上がるだろうな~っていう妄想が湧きあがってくるというか。
 もともと城めぐりするの好きだし時代劇的雰囲気が好きだから、城跡に来ると静かにテンション上がるんだけど、この日はそれにプラスしてムラムラきた。もしかしたら、この城は一度攻め滅ぼされていて、その時城と運命を供にした城主一族の霊と自分とが共鳴して切腹したくなったのかも‥なんてスピリチュアルな想像をして独り盛り上がったりしたんだけど、この城の歴史は至って平和。築城されてから一度も戦に巻き込まれたことがないまま明治を迎え廃城になったそうだ。しかし、この城の数百年の歴史の中で切腹を申し渡された若くて男前の武士の一人や二人絶対いるはず!その霊がきっと‥などとしつこく妄想するのだった。

 この城跡、夜は立ち入り禁止かもしれないけど、月のきれいな晩に本丸に上ると最高なんじゃないだろうか。

★今回の記事を読んで、自分も特定の場所でムラムラすることがある!という人は↓↓をクリックしてやって下さいな
 
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城跡にひそかに集まれ!!
楳図 かずお
小学館クリエイティブ
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よみがえる日本の城 (19) (歴史群像シリーズ)
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