美唄市にかつて、短期大学がありました

2013(平成25)年3月をもって在籍ゼロに、同年6月8日に閉学式を行いました。それからの活動の記録です。

留萌線のこと

2022年07月23日 11時59分55秒 | 美唄など地域のこと
JR北海道の留萌線について
朝日新聞は、以下のように伝えています。


JR北、留萌線の23年3月廃止提案 
一部は3年存続 続くバス転換

署名記事:新田哲史、本田大次郎
2022年7月21日 17時30分

JR北海道は21日、
廃止・バス転換方針の留萌線(深川―留萌、50・1キロ)について、
石狩沼田―留萌を2023年3月末で廃止し、
深川―石狩沼田はその3年後の26年3月末で廃止する案を
沿線4市町(留萌市、深川市、沼田町、秩父別町)に示した。
自治体の一部に部分存続を求める強い声があり、
廃止時期をずらした。
提案通りになれば、
JR北が廃止方針の全5線区がバス転換される。

今回の案は、JR北と4市町の首長らが秩父別町で開いた会議で示された。
4市町はJRの案を持ち帰り、
住民に説明したうえで賛否を判断する。

会議は冒頭を除き非公開。
終了後取材に応じた山下貴史・深川市長や
JR北の萩原国彦常務によると、
JR側は深川―石狩沼田の26年までの運行費用負担を
自治体に求めないと提案。
代替バス運行費や、
廃線後の地域振興の支援金を自治体に支払う方針も示した。

首長からは「これまでの話し合いを踏まえた提案だ」(深川市の山下市長)、
「ずいぶんJRに譲歩してもらった」(秩父別町の渋谷信人町長)と
評価する声も出たが、
存続を強く求めていた沼田町の横山茂町長は
「厳しい提案。存続を願っていたので残念だ」と語った。
ただ、沼田町内には「地域振興のための3年の猶予をもらえた」との捉え方もあり、
この案で決着する可能性がある。

以上、記事の一部

JR北が廃止の意向を周辺自治体に伝えただけであるが、
同線の廃止は、既定事実である。
同線と並行して高速道路(一部、高規格道路)もあり、
立派な閑散とした国道も通じている。
同線が廃線となっても、この沿線の町や市は陸の孤島にはなりえない。



帯広の百貨店「藤丸」の閉店

2022年07月08日 10時55分42秒 | 心が痛みます
帯広の百貨店「藤丸」
同社の廃業が決まり、報道各社は以下のように伝えています。

「藤丸」来年1月閉店 
従業員150人全員解雇へ 
新会社で再開「秋口には発表できる体制を」 
帯広市
2022/07/07 18:20
HBC北海道放送ニュース


「藤丸」来年1月閉店 従業員150人全員解雇へ 新会社で再開「秋口には発表できる体制を」 帯広市

(HBC北海道放送ニュース)

来年1月に閉店することが明らかになった帯広の老舗デパート「藤丸」。
一夜明け、従業員だけでなく地域にも動揺が広がっています。

6日、明らかになった「藤丸」の閉店。
来年1月末に帯広の街の顔が、歴史に幕を下ろします。

従業員
「きのう知った…びっくりした。ただそれだけ」
「想像はしていたが、本当に来るのかなという感じだった」

藤丸は1900年=明治33年に創業。
売り上げは、ピークの1992年には145億円に上りましたが、
郊外型店舗との競争などで、
去年は3分の1に落ち込んでいました。
 
閉店後については、地元のベンチャー企業と話し合いを進めていて、
屋号を引き継ぐ新会社を設立し、営業を再開するよう要請しています。

商品の納入業者
「やっぱり帯広の顔ですからね」
「帯広でこういう店がなくなると困る人はいっぱいいますよね。
新しい商業施設として検討されている?そうなればいいですね」

およそ150人の従業員は、全員解雇しますが、
再開する際の事業規模によっては、再募集する考えです。

従業員
「仕事なくなっちゃったらどうしようかなと思います。
まだ何も聞いていないのでわからないが」

藤丸の藤本長章(ふじもと・ながあき)社長は、
「努力したが、今までの百貨店の形態では再生は難しかった」
「秋口には発表できる体制を整えていきたい」と話しています。
 
一方、藤丸から事業再生の要請を受けているベンチャー企業の社長は…。
ベンチャー企業「そら」 米田健史 社長
「具体的にこういうことができるとか、
こういうことを今後やっていきたいと現段階で申し上げられることはない。
(事業再生の)話をいただいてから一生懸命考えてきた」

帯広市の米沢則寿(よねざわ・のりひさ)市長は
「雇用をはじめ地域経済に与える影響が懸念される」などとコメントし、
関係機関と連携して対応する考えを示しました。

「藤丸さんが…」十勝に衝撃 1月末閉店、営業継続願う声も
2022/07/07 05:00
北海道新聞


「藤丸さんが…」十勝に衝撃 1月末閉店、営業継続願う声も

来年1月末で閉店する見通しになった藤丸。

住民からは存続を望む声が上がった=6日(中川明紀撮影)
(北海道新聞)

 百貨店藤丸が、来年1月末で閉店する方針が明らかになった6日、
十勝の経済界や市民に衝撃が走った。
創業122年の老舗。
道内唯一の地場資本の百貨店で「藤丸さん」として親しまれてきた。
市は8階に市民活動交流センターを設けるが
「情報がない」と戸惑いを隠せず、
住民からは営業継続を願う声が上がった。

「何も聞いていない。よく分からない」。
藤丸と取引する帯広市内の企業幹部は言葉少なだ。
帯広商工会議所の創立100周年記念式典で、
藤本長章社長に会ったが、何も報告はなかったという。

藤丸の売り上げは郊外型の量販店の進出による競争激化や、
中心市街地の空洞化に伴う集客力低下などで減少。
さらに新型コロナ禍が追い打ちをかけた。
これまで藤丸とイベントで協力してきた帯広の会社代表は
「正直、今までよくもった。閉店と聞いても寝耳に水ではない」とも明かす。

帯広市は2006年、中心市街地活性化の一環として、
藤丸内に市民活動交流センターを開設し、
囲碁や将棋を楽しむ市民も多い。
ただ、閉店に関して藤丸側から何も報告がないとし、
市幹部は「早急に関係者から事情を聞く」と述べた。