美唄市にかつて、短期大学がありました

2013(平成25)年3月をもって在籍ゼロに、同年6月8日に閉学式を行いました。それからの活動の記録です。

今冬(2016ー17年シーズン)の南空知は少雪でした

2017年04月03日 14時06分16秒 | 美唄など地域のこと
少雪の原因が解説されているサイトがありました。
以下ここより引用します。
角屋の石炭やきそばと南空知の少雪

2017/02/18 22:50
気象予報士の国田です。
ところで美唄や岩見沢など南空知は一晩で数十センチの雪がしばしば降り、
”豪雪地帯”との印象が強い地域です。
そして、今は、一年の中で一番積雪の多い時期なのですが、
今冬に限っては、この地域の積雪が非常に少ないのです。


20170218積雪

2月18日21時現在、岩見沢の積雪は42センチ、美唄は32センチです。
札幌は平年並みの72センチの積雪がありますが、
岩見沢は平年より55センチ、美唄も59センチ少なく、
半分以下です。

2月18日の積雪がここまで少ないのは、
美唄では1991年(平成3年)以来26年ぶり、
岩見沢では1963年(昭和38年)以来実に54年ぶり。
記録的な少雪となっています。

なぜ、南空知の雪が異常に少ないのか、
その原因は雪雲を送り込む風向きにあります。

美唄や岩見沢方面に雪雲がやってくるためには、
石狩湾上空の風向きが西北西である必要があります。


20170218南空知の雪角

岩見沢や美唄からみて、積丹の余別岳よりも
下側(南側)から吹いて来る風になると、
雪雲は積丹の山々にさえぎられるようになります。
一方で、雄冬岬よりも上側(北側)から吹くと、
今度は暑寒別岳の山々にさえぎられるようになります。

1月1日~2月18日までの期間、札幌上空850hPa(9時)の風向が
この赤いラインの中に入っていた日がどれだけあったのか、
昨年と今年を比較してみますと・・・

2016年 ・・・ 22日間
2017年 ・・・ 10日間

という結果になりました。
今年は別に暖冬ではないですから、
日本海上に雪雲を湧きあげる寒気はどんどんきています。
しかし、湧き上がった雪雲が南空知へ流れていく、
「西北西の風」の吹く日が極端に少ないのです。
これが、今年の南空知の少雪の原因です。

1963年の岩見沢は、ホワイト・デーの3月14日には
根雪が消えるという珍事が起きました。
一方で1991年の美唄は、3月頭に
二日で60センチのドカ雪があったため、
結局積雪がゼロとなったのは4月2日でした。

今年は南空知の雪は記録的に早く消えるのか、
それともドカ雪があるんでしょうか。

国田さんのブログより一部、引用しました。
ありがとうございます。
http://3m15s.blog.fc2.com/blog-entry-104.html