生涯大学 生活科 三四会

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柏南校友会「少子高齢化社会をいきいきと楽しく」(6月23日)

2015年06月28日 10時36分56秒 | 日記

柏南校友会は、「少子高齢化社会をいきいきと楽しく」(東京大学高齢社会総合研究機構 木村清一先生)であった。34会メンバ2名と少なかった。65歳以上の人口が7%で「高齢化社会」、14%で「高齢社会」、21%で「超高齢社会」、日本は「超高化社会」、世界の最長寿国でトップランナー。高齢化は都市部を中心に急増。医療機関で死ぬ人が多いが、死に場所が定まらない救急車の中とかが増加している。要介護認定者が増加。給付額は、在宅サービス利用者一人当たり年間130万円、施設サービス利用者一人当たり年間3百万円と増加。要介護になる原因は、脳の病気(脳血管疾患、認知症)が37%、運動器(高齢、骨折など)の病気35%で7割を占める。予防は、脳を活性化、体を動かすことが健康寿命を延ばすことにつながる。高齢者は3つの不安・・・孤独、健康、お金。高齢者が悪質業者に狙われるのは、お金を持っている。60歳以上の個人金融資産950兆円、一人当たり2500万円。孤立、孤独、閉じこもりがちから、悲劇が生まれる。柏市は「長寿社会のまちづくり」、柏市、UR都市機構、東京大学の三者が「豊四季台地域高齢社会総合研究会」を作り、都市型農業、コミュニティ食堂、保育子育て支援、福祉サービスなどの取り組みをしている。今は、82歳が高齢者。学び、遊び、働く、そして「役立ちがい」。外に出て、人とふれあい、やる事があることが大事。新しい事にチャレンジすることも大事。意識の変革、明るく、人懐こく、協調があり、人の話を聞く人が人気がある。など先生の話は、ユーモアたっぷりで面白い講演であった。終わってから、柏「はなの舞」に行こうとしたら「さかなや道場」に変わっていた。少し高級感があるお店。程よく飲んで帰路に就いた。

均ちゃん

 


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1 コメント

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柏の取り組みに拍手 (野古里 ひとり)
2015-06-30 14:35:37
講師の木村先生は、柏市の保健福祉部長時代、孤独死等の厳しい現実を目の当たりにしてきた方だ。更に、ご自身の母親を十数年間、在宅介護しておられる。
 にもかかわらず、いや、だからだろうか。明るく、粘り強く実現可能なプロジェクト研究を楽しみながら進め、実績を上げている。「介護は人を成長させ、地域を再生する」と特徴ある茨城弁で、綾小路きみまろの漫談風に語っていた内容は、知的かつ緻密で説得力のある興味深いものだった。
 柏でのこの先駆的な取り組みが浸透し、各地に広がるものと確信している。
 
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