柏南校友会は、「源氏物語の世界」(上鈴木春枝先生)であった。34会メンバ8名参加。第21帖「少女(おとめ)、第22帖「玉鬘(たまかずら)」、第23帖「初音(はつね)」まで。源氏33歳から36歳までの話。源氏の嫡男夕霧の元服し、内大臣の娘雲居の雁との相思相愛となり、父親が連れ戻す話。源氏は、六条院の造営を決意し、着工。8月に完成する。六条京極辺に四町の大邸宅。春夏秋冬に区分され、春の町・・・紫の上、源氏が住む、夏の町・・・花散里、玉鬘、秋の町・・・秋好中宮、冬の町・・・明石の君を住まわせる。源氏は、花散里を訪ねてから、玉鬘、夕暮れに明石の君を訪ねて夜を過ごす。明け方、紫の上に戻り、ついうたた寝してしまったと言い訳する話。源氏の系図は、ややこしくわかりにくい。母親が早くなくなる人が多いので、源氏物語は「母恋の物語」とも言われているとのこと。平安時代は優雅な世の中である。源氏物語は、54帖まであるので先は長い。
終わってから、「ジョナサン」に行ったが昼時とあって込んでいたため、急遽「博多酒場」に行って飲食。終わってから、珈琲飲むところ探したが、なかなかなくて、駅ビル「コムパル」で珈琲タイム。値段がマックと違い420円と少し高かったが、空いているので落ち着く。最後は、一人で八柱「日高屋」で軽く飲んで帰路に着く。
均ちゃん
高校時代は古文の解釈の困難さに、ついて行くのがやっとでしたが、今回は、映画のワンシーンを見るような感じで理解できました。
高校の国語教師だった先生の講義の進め方の素晴らしさは勿論の事ですが、やはり半世紀余りに渡る自身の人生経験の積み重ねも大きいのだろうと思います。
生涯学習は第二の義務教育といわれていますが、生涯学び続けることの大切さと可能性を大いに感じたひとときでした。
「美しき君ただ一人/影を映して丸窓に/読むは源氏の須磨の巻/秋雨にこぼれ散る萩の花/ああ秋草の花の優しさ」
シーンを見るような、本当にそんな感じで、先生の話にすっかり魅了された二時間半
でした。叶うなら、「光源氏」を見てみたいです!一瞬でも、片目閉じたままでも良い
から!