1970年代後半から80年代にかけて少しでも音楽に浸かっていた方なら、誰もがジョルジオ・モロダーの洗礼を受けていることでしょう。
「誰?それ」なんて言わせません。
たとえその名前に記憶がなくても、彼の作ったサウンドは身体に染みこんでいるはず。
ディスコ世代なら、ドナ・サマーの「ホット・スタッフ」をはじめとするヒット曲の数々。
ニューウェイブのアイドル、ブロンディの「コール・ミー」。
そして80年代のサントラブームを作った「フラッシュダンス」「ネバーエンディング・ストーリー」「トップガン」などなど。
これらに共通する、キラキラと輝くばかりのシンセサイザーサウンドは、すべてジョルジオ・モロダーによるものなのです。
イタリア生まれのモロダーは、元々ポップスシンガーとしてデビューしましたが、徐々にプロデューサーとしての才覚を現し、ドナ・サマーの一連のヒットで一躍ヒットメーカーへと変身。
自身も数多くのソロアルバムを発表していますが、それらは同世代のクリエーターを刺激しただけでなく、近年のハウスやテクノのDJにも大いに影響を与え続けています。
今回一緒に来日するクリス・コックスもその一人で、マドンナやシェールなどのビッグプロジェクトに関わってきた彼のルーツにモロダーが存在しているのです。
今回初来日公演というモロダーのステージでは、きっとあなたが好きなあの名曲も演奏してくれるはずです。
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