サッカー・キリンチャレンジ杯（６日、日本１－０ＵＡＥ、東北電力ビッグスワンスタジアム）日本代表（ＦＩＦＡランク２３位）はアラブ首長国連邦（ＵＡＥ、同１２０位）に１－０で勝利した。
１１日にブラジルＷ杯アジア最終予選第４戦・イラク戦（埼玉）を控えた辛勝に、ＭＦ本田圭佑（２６）＝ＣＳＫＡモスクワ＝は、「何が悪いかといわれれば全部」とピシャリ。
ＭＦ香川真司（２３）＝マンチェスター・ユナイテッド＝ら不発に終わった攻撃陣を、強烈に一喝した。
金狼が、新潟の夜空にほえた。
ＭＦ本田は「ちょっとだけですよ」と立ち止まると、４日の帰国から初めて口を開き、チームへの容赦ない苦言、喝を連発した。
「何が（悪いか）といわれれば全部ですね。
一つ一つのプレーの質、量、戦術、攻撃のクオリティーがまあ、普通だなと。
『これじゃアカン』というのは、みんな分かっていると思う」
１－０の勝利。
ＦＷハーフナーの決勝弾で最低限の結果は出たが、ザッケローニ監督も「連係時のスピードが足りなかった」と渋い表情。
そして背番号４は、シュート数１７本ｖｓ６本と圧倒しながら辛勝に終わった試合をバッサリ切り捨てた。
特に厳しい言葉を向けたのが、攻撃陣の元気のなさだ。
「（パスを）出したい時に前に人がいない。
シンジ（香川）もキヨ（清武）も、サイドバックも含めてもっと上がらないと。
ボランチもイメージより２、３メートル離れている」。
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