さいたま市は13日、市民から情報公開請求を受けた2011年度の公園改修事業に関する8件の公文書について、偽造し開示していたと発表した。
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市の調査によると、年度内に事業が完了したように見せかけるため、所管する南部都市・公園管理事務所管理課の職員が偽造し、所長、次長ら幹部も認識していた。業者にも協力を依頼した疑いがあるという。市は全容解明に向け、調査委員会を設置した。
偽造された公文書は、同課所管の別所沼公園人工芝修繕事業(約480万円)、調(つきのみや)公園遊具修繕事業(約490万円)の契約や施工工程に関するもの。両事業とも、同課の発注が遅れたことなどから11年度内に終わらなかったという。
情報公開請求は5月から複数回、出されていた。公園遊具修繕に関する「支出命令書」を8月中に開示しようと作業を進めた際、先に開示した虚偽文書との間で、工事完了日などに矛盾が生じた。
データは他部署で管理しているため、ごまかし切れなくなり、1日に●(はい)島豊志・市都市局長に申告した。(●は、くさかんむりに「配」)
●島局長は13日に記者会見し「予算執行が計画的になされておらず、つじつま合わせのために不適正処理をしたと考えられる」と述べ、謝罪した。
(2012年8月14日17時43分
読売新聞)
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