旧一志郡美杉村下之川、集落内を貫ける道沿いに非常に大きな岩が露出しており
下部が巌になっている為、石御堂巌と呼ばれて石造物がお祀りされています。
その石御堂巌の壁面続きに磨崖仏が彫られています。
三重県津市 美杉町下之川
垂直に切り立った壁面、長方形の彫りこみの中に地蔵と薬師が彫られている様です。
向かって左に地蔵菩薩、右に薬師如来と言うことですが・・・
地蔵菩薩ですが脇侍が彫ってありますので地蔵三尊でしょうか?
中央の地蔵は、お顔の辺りに地衣類がびっしりと蔓延っています・・・
草木が枯れる冬場に来れば、もっと良く見えるんでしょうね。
薬師如来の方も三尊形式で彫られていますが
破損が激しく輪郭のみ残る程度です。
物凄い所に在るように見えますが、車道から眺める事が出来ます。
石御堂巌
高さ十八メートル、幅九十メートルに及びます。
柵の中に庚申さんと弘法大師の石像が祀られています。
巌の中は、人が立てる程の高さがあります。
一寸変わった庚申さん。
何の予備知識も無く通ったので前の庚申さんだけ観てさっさと目的地まで・・・・。
あの一帯もかなり臭いますね、調査の必要ありです。
薬師の方はさっぱり見えませんか??
左側の忠魂碑が在る所の壁面に彫って在ります。
薬師の方は破損して輪郭だけだった様な・・・
>あの一帯もかなり臭いますね、調査の必要ありです。
美杉村も沢山の石造物が在りそうですが、資料が少な過ぎます~
是非とも探訪したい磨崖仏のリストに…
写真だと判り難いですが像高1m位は有るかも。
是非行ってみて下さい。