御斎峠近くの刑場跡に在った十王石仏です。
現在は浄顕寺境内に移されています。
刑場跡跡に十王石仏・・・曰く有気です・・・・・
滋賀県甲賀郡信楽町多羅尾
十王石仏は一体欠けて九体しか在りません。
家康が伊賀越をするとき御斉峠に有ったこの像のひとつを
駕籠に乗せて自分の身代わり、影武者としたという。
家康の用心深さを示す話が残っています。
その九体の中でも破損していないのは六体のみです。
一石に十王が彫られたものは幾つか在りますが
一体ずつ個別に彫られたものは、あまり見かけません。
これなんかは破損と風化でなんじゃこりゃ状態です。
残りの物はもう殆んど、ただの石と化しています・・・
近くには温泉も御斎峠の磨崖仏も在りますので
ふらりと出かけるのも良いと思います。