今年もウィキペディアより寄付のお願いが来ました。いつもフェイクメールでないかと疑います。しかしこれ、本当に困っているようです。私もよく使うので少額ですが寄付をします。皆さんも情報はただ?なんて言っていないでご協力を!
2017年、あなたの ¥XXXの寄付によって、ウィキペディアはあなたと多くの読者のために発展することができました。
博昭さま
今週、あなたのご支援が必要です。前回と同様に寄付してくださいませんか。
また寄付をお願いするなんて…などと私たちは恥ずかしがっている場合ではありません。ウィキペディアにどんな情報を求めようと、あなたがそれを恥じる理由がないのと同じです。これは、誰にも開放されたウィキペディアを維持するための募金活動です。この活動のおかげで、ウィキペディアは広告や、個人データの取得や販売に無縁でいられます。そもそも、この活動を恥ずかしがる理由などないのです。
私たちは非営利組織です。寄付してくださる読者は全体の1%未満ですが、毎月何億人もの読者のアクセスをかろうじて支えています。もし、すべての読者が寄付してくださったら、何が起こるでしょうか。インターネットにおける知識共有の方法そのものを変革できるかもしれません。
毎年、寄付者の皆さまから届く反響は、私を良い意味で驚かせてくれます。でもまだ、目標の募金額には達していません。残された時間はわずかです。私たちは営業マンではありません。私たちは図書館員であり、情報の保管人であり、また情報マニアです。この17年間、ウィキペディアは読者の皆さまから集まる寄付金で成り立ってきました。
また一年、ウィキペディアを守り、維持していくために再度寄付してくださいませんか。
この1年間のあいだにウィキペディアを使った方全員が寄付してくだされば、私たちはこの先数年間募金活動をせずに済みます。支援という素晴らしい決意をしてくださったあなたが、ウィキペディアを維持しているのです。
よろしくお願いいたします。
ジミー・ウェールズ
ウィキペディア創始者
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