あの世界で初めてデジカメを出したカシオが遂に撤退。「世界で初めて」日本が得意だった。携帯をネットにつなげたIモード、電卓、ラップトップパソコン、VTR等など、1990年代に沢山発売されたがもう過去のものになっている。液晶テレビも。日本の物作りの崩壊、このカシオのデジカメ撤退が崩壊への始まりではないだろうか。そしてヒタヒタとやってきている高齢化社会、何か次なる一手が打てないのだろうか。そのうち得意な自動車も電気自動車となって置いていかれるかも。頑張れ日本。
カシオ計算機は9日、コンパクトデジタルカメラ市場からの撤退を発表した。市場の大幅縮小のためで、今後はデジタルカメラの独自技術やノウハウを活用し、新しい事業領域創造を目指すとしている。
2017年度通期決算にて、コンパクトデジタルカメラからの撤退を表明。デジタルカメラ事業の'17年度の売上高は前年比34%減の123億円で、49億円の赤字だった。
カシオは、1995年に世界初の液晶モニター付き民生用デジタルカメラ「QV-10」を発売するなど、「デジタルカメラ」黎明期から存在感を示していた。'17年9月にはタフカメラ「G’z EYE」などの新製品を発表していた。