8日、喜多方から帰ってみると、いなべ、春光寺の住職から本が送ってきてた、
住職のお父さんの執筆された本だ、
たしかに、冒頭は親鸞聖人の教行信証とかで、難しく、取っつき難い・・、
が、読んでいくうちに口語体で書かれ、わかりやすくなっていく、
あとがきで、わけがわかる、
鈴鹿の緑芳寺での覚円さんの講演会の模様をテープ起こしをしたものだった、
蓮如上人五百回御遠忌記念の出版らしい・・、
平成10年4月、だから、1998年、23年前のことか・・、
五反田、東急池上線ガード下、珍しくハゼの刺身、天ぷらを喰わせる朝日屋という安居酒屋があり、
店主、おかみさん、関西弁とも名古屋弁とも違う、京都弁にちかい妙な訛りがあり、
酔っぱらった図々しさで、田舎は、と聞くと、三重のいなべ、だという、
いなべには田切という友達がいるというと、
田切先生には中学生の頃、教えられ、お世話になったと夫婦二人とも涙ぐむ・・、
今の住職のお父さん、覚円さんに教わったらしい・・、
今だったら、即、スマホで電話だが・・、
居心地のいい店で、機会があると何度か利用し、
ウチのカミサンの両親や弟ともいったことがあり、
思い出深い店なのだが、ガード下、整理の工事で閉店か移転、
今あれば、行ってみたいのだが、わからない・・、
底冷えのする正月明けの京都、
いまから何十年もムカシのハナシだが、
立命か同志社の受験で、僧職関係の宿か、
今は春光寺の住職とオレと覚円さんと泊まったことがある、
一度しか会ったことはないが、
この本から、新たに語りかけてくれているような気がする・・・、