みなさん、こんにちは。西川です。
お正月のマルタ島・チュニジアの旅から戻りました。
昨年はたいへんお世話になりました。あっという間の一年目でした。
いろいろご迷惑をお掛けしながらも、皆様に助けられながらの2008年でした。
少しでも頼もしく思っていただけるよう、努めて参りますので
どうぞ今年も宜しくお願いします。
今日は私が、2つ目の「15の中国景観村落」をご紹介したいと思います。
『四川省甘孜蔵族自治州丹巴県中路村』の古寨群がそれです。
四川盆地と青蔵高原の間の山中に位置し、海抜は1000m以上です。
古い塔のとりでが残る美しい村です。
甘孜蔵[カンシ・チベット]族の「カンシ(カンツー)」とは
チベット語の「カンゼ」の音訳で、意味は「白く美しい」。
そのわけは、いたるところで美人を目にするからだそうで、
丹巴県の別名は『美人谷』!
史書には、西夏王朝が滅んだ後、王室の妃たちが遥か遠くの寧夏からこの地に逃れ、
移り住んだという記述があるそうです。
中国では、村や谷も美しいが、女性はさらに美しい!と言われているそうです。
しかしながら現在では、本当の美人はすべて自治州の州都・康定や九寨溝などの
レストランに出稼ぎに出てしまったという話が・・・
中国では、丹巴美人を見られるチャンスは、旧正月、メーデーの休み、10月の国慶節など
連休のときだけだと冗談交じりに言われているそうです。
丹巴までは成都から車で行けますが、自治州の都・康定に空港も出来たそうです。
その康定空港は 中国で二番目に高い場所にある空港になります。
近く将来 成都や中国各地から飛行機が飛ぶようになればさらに便利になりますね
(西川 太陽)
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