地味ながら、骨太な内容だった。
主演二人がとても良い。
そして、またまた三浦友和がいい味だしてるよ。
この時代の若者に対しては、全く共感を持てない。
だから、話に引き込まれたり、誰かに感情移入したりすることはない。
もの凄く遠くから、俯瞰しているだけ。
それでも、何か強い意志を感じた。
それが、この映画に魅せる力があるということだと思う。
ほんの少し、時代に遅れてしまった二人。
熱に浮かされて駆け抜けたいのに、熱は退きつつある。
でも、手を伸ばせばそこに、燃えかけの残りカスが落ちている。
そんな強烈な憧れと焦りがもたらした悲劇なんだろう。
キネ旬の川本氏にこんな過去があったとは。
人生って分からないものなのね。
そして、祇園会館が登場。
いや~、なぜ?
オープニングがとても印象的だった。
最後まで、いや、今でも頭から離れない。
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