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「プレシャス」 リー・ダニエルズ監督

2010年05月30日 12時10分57秒 | 鑑賞記録(2011・2012年中断)
救いようのない状況で、生きる人間はあんなふうになるのだろうか。
生きているけど、死んでいる。感情も思考も内に内に向いていく。
外に向かっては、全てにおいて鈍感になっている。

どんなに傷ついていても、それが表には見えてこない。

憤らずに入られないのが祖母の存在。
なぜ彼女はメアリーの横暴を放置・援助するのか。
彼女の罪はメアリーよりも重いと思う。

モニーク、ポーラ・パットン、マライア・キャリーがいい味を出している。
怪女メアリーを演じたモニークは凄いとしか言いようがない。





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