大会当日の朝は5時半起床。6時にホテルの朝食会場へ。
この日は朝5時から食事できるようになってました。
7時過ぎにホテルをチェックアウトしてスタート会場に向かいます。
金沢城公園南側のスタート会場は金沢駅から歩いても30分かからず到着できます。
スタート会場のしいの木緑地は広い芝生緑地もあり、ゆっくり着替えして荷物をトラックに預けます。
この日の気温は朝は8℃前後。昼間は17℃ほどでした。
特に朝は雲も多くひんやりした気温でした。前日も雲が多く涼しかったので今日は暑さはないと判断したのですが、これはちょっとミスジャッジでした。
ウェアはTシャツ、キャップはなし、日焼け止めも忘れてしまいました。
北陸金沢はすでに紅葉が始まっていました。
トイレもさほど並ばずに済ませてスタートのJエリアへ。8時35分第一ブロックスタート。スタートゲートを超えるまでに4分ほどかかりました。
ゲストに浜辺美波ちゃんがいたらしいのですが残念ながら確認できず。
スタートするとすぐに金沢城と兼六園の間を通っていきます。見事な石垣にテンション上がります。
前半は登り基調なのでペースは抑えてキロ6分の予定でしたが、スタート後の混雑もなく時計を見るといきなり5分30秒。体調も悪くないのでそのままのペースでしばらく走る。
前半調子いいのはいつもの事で、毎回抑えようと思いつつどうしてもペースが上がってしまいます。これでいつも失敗するのですが、いつまでたっても同じ失敗を繰り返してしまいます。
9kmから11kmまでは今回のコースでは唯一の登りが続きます。ここではさすがに6分ペースです。
その後はまた5分半ペースに戻ります。郊外のバイパスで広い道路で景色もよく走りやすいんです。
ちなみに金沢の街中の道路の路面はあまり良くありません。雪国ですから全体に荒れてますし中央には融雪用の水が出る所があり走りにくいです。
16km過ぎからは古い市街地に入り道路が狭くなります。でも両側の古い町並みがとてもいい感じです。昨夜食事に出かけた時も狭い路地を歩いたのですが、駅前にもかかわらず古い建物や寺院が多くあり高層ビルが建つ中にも歴史が感じられとても魅力的な街です。
中間地点では2時間切っており、こりゃサブ4行けるんじゃね、と思ってしまいました。
ただスタート後太陽が出てきて気温がどんどん上がってきて汗だくになり徐々に体力を奪われます。ノースリーブ着てキャップかぶってくれば良かったと後悔。
エイドの食べまっしステーションには地元の銘菓が20種類以上。ひとつのエイドに3~4種類が置いてあり選ぶために足が止まってしまいます。
タイムを気にするならこんな所でいやしく食べてる場合じゃないのですが、甘党のビンボー人の悲しさ、ついつい足が止まって金沢銘菓に手が伸びてしまいます。
大体は小さく一口サイズにカットしてあるのですが、きんつばだけはなんと通常のサイズのまま置いてありました。さすがにあの大きさを食べると胸焼けしそうなので泣く泣くあきらめました。
25kmを過ぎるとだんだん5分30秒のペースを維持できなくなってきます。エイドで時間も使ってしまうのでタイムはガタ落ち。
35kmまではなんとか6分ペースを維持しますがその後は足が終わってしまってどんどんペースが落ちます。40kmあたりからは6分30秒。ネガティブスプリットならぬ今回も見事なポジティブスプリット?
4時間13分16秒でゴール。ネットタイムで4時間9分38秒でした。
ゴール後は完走メダル、バスタオル、スポドリ、おにぎり、バナナをもらうのではなく並んでいるのを自分で勝手に持っていきます。
こんな形でメダルもらっても全然うれしくない。バスタオルやTシャツもいらないからその分参加費を安くして頂きたい。欲しい人だけ有料オプションにすればいいのに。
荷物はナンバーを言う前にすでに準備されているという超スピーディ。ボランティアさん凄い。
更衣室も屋根付きのちゃんとした広いホールで完璧。
兎に角運営全般はほぼ完璧でした。コースも金沢の中心街の広い道から狭い路地まで変化にとんで飽きません。応援も多いし、金沢全体で応援してもらってる感じがしました。これだけの規模の都市では異例のおもてなしだと思いました。
ただひとつ残念だったのは受付で付けられたアームバンド。ゴール後に取ってもらえるかと思ったら自分で取って下さいとのこと。刃物がないと取れないので結局家まで付けて帰りました。
ハサミくらい置いてくれてたら良かったのに。
いずれにせよタイム以外は大満足の金沢マラソンでした。これなら15,000円の価値はあるかな。メダルやTシャツをオプションにして10,000円ならもっと完璧だったのに。