晴走雨読

木曽と諏訪の旅

先月末、使っていたパソコンが突然ご臨終されまして、しかたなく新しく購入。なんとかセットアップして使えるようになりました。

以前と比べるとパソコンもスマホ的になってきて、セットアップも楽になっているようです。よくわかりませんがクラウドなどのおかげで、バックアップしてなくてもデータは随分復活しました。

 

6月30日に「やぶはら高原はくさいマラソン」に行ってきたので遅くなりましたがそのレポートを。

ただ、大会の1週間ほど前から足を故障しまして、フトモモの裏というかひざ裏の腱に痛みが出まして。走れないほどではないので、無理せずゆっくりなら完走できるかな、と思いまして取り合えず出かけました。

しかし大会当日は朝から雨。それもかなりの大雨が予想されました。ここで無理して走って悪化させてもあほらしいので出走は取りやめました。

 

前日の土曜日は昼食を済ませてから出発。最近、南信州方面へ行くときは新東名から三遠南信道を通り国道151線(別所街道)を使う事が多くなりました。先を急ぐ時は高速を使いますが、最近できた新しい高速はトンネルばっかりでつまらないんですよね。走りやすいけど。

今回は新城ⅠCで降りてR257を北上、稲武からR153(飯田街道)というルートを取りました。R151は売木村から北は険しい峠越えがあるんですよね。特にキャンピングカーではちょっと辛い。その点R153は稲武から北はかなり走りやすい。

R153で飯田まで行き、時間の関係で飯田山本ICから中央道に乗る。伊那ICで降りて、今回の最初の目的である「権兵衛街道」を目指す。

伊那谷と木曽を結ぶ道路で、現在はR361となってトンネルが出来てあっという間に中央アルプスを越える事ができますが、以前は相当な難所でした。実は50年近く前にXL250とかDT125に乗っていた頃にこの峠越えの旧道を走った記憶があります。当時は半分くらいは林道みたいな道路だったと思います。

そういえば恵那山もオートバイで登った事があります。頂上までは行けませんでしたが、かなり近い所まで登れたような。今じゃ環境破壊とか言われてとても無理ですが、当時はとんでもない林道とかをアタックしてました。

 

50年ぶりに通った権兵衛街道はトンネルであっという間に木曽に到着。まずは温泉に向かいます。

R19を少し南下、木曽福島の手前をR361方面に曲がったところにある「代山温泉せせらぎの四季」という日帰り温泉施設。大会案内に割引券が入ってました。

内風呂と露天風呂がひとつづつの一般的な作りで、露天風呂は竹藪に囲まれていて解放感や展望はゼロ。ただお湯はかなり個性的で茶褐色で独特の香りも。「含二酸化炭素−ナトリウム・カルシウム−塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉」というらしい。

館内には食事処もあり、なかなかおいしそうだったのでここで夕食も頂く。

 

おなかを満たしたとろこで大会会場に向かう。今回の会場はやぶはらスキー場近くの「こだまの森」という大きなキャンプ場(?)。選手駐車場はスキー場の駐車場なので前泊可となってました。会場近くで車中泊できるとほんとに楽です。

 

翌朝起きると雨、というか未明からずっと降り続いています。天気予報を見ると大雨注意報まで出てる。早々に今日の出走は辞めることに決定。

朝食をゆっくり摂って取り合えず会場へ向かう。せっかくここまで来たので参加賞をもらわないといけないし、1000円分の商品券も使わないと。

参加賞は地元産のでっかい白菜とフェイスタオルでした。商品券もそうですが、ダサいTシャツや完走メダルよりよほどうれしいですね。来年はぜひ走りたいと思います。

参加賞引き換えは選手がスタート後だったので、皆さんをお見送りしました。雨の中ご苦労様です。

 

さて、もらう物はもらったのでTOM200に戻り今後の予定を考える。天気さえよければもう1泊も考えていたが、とても無理そう。

それでもどこかの良さそうな温泉にでも寄っていく時間はあったので地図を見て色々検討。以前から濁河温泉という御嶽山の北にある秘湯に行きたいと思っていたが、大雨の危険がある中であの山奥に行くのはやはり躊躇する。

諏訪湖近くに珍しい温泉があると以前見た記憶があったので、そちらに向かうことにしました。

 

到着したのは諏訪湖畔にある上諏訪温泉の「片倉館」というレトロ温泉。

昭和初期に日帰り温泉施設として作られ、現在もほぼ同じ姿で営業されています。映画「テルマエロマエ」のロケにも使われたそうです。国の重要文化財にも指定されています。

 

こちらが正面入り口です。手前の池といい、繊維業で財を成した片倉財閥の財力が伺えます。昔は無料で開放されていたとか。

建物内もほぼ当時ままで、脱衣所なども木製のロッカーでレトロ感満載。お風呂は千人風呂といわれる大理石の大きな湯舟がひとつとジェットバス用の小さな湯舟がひとつだけ。千人風呂は深くて、水深1.2mほどあり子供だと溺れます。湯舟の底にはこぶし大の玉石が敷き詰められてます。

窓にはステンドグラスがあり、とにかくゴシック調レトロモダンな作りは圧巻です。

 

そんなわけで今シーズン最後のマラソン大会は温泉2か所に浸かって帰ってきたのでありました。

 

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