晴走雨読

ユーミン

最近ユーミンがやたらTVに出演されてますね。

新型コロナの影響でライブとかできないからだと思われますが。

TVを見ていて昔の事を色々思い出したので、たまには音楽ネタでも・・・



実は私昔ミュージシャンでして。

まず幼稚園の時にオルガン教室に通い始めて音楽人生がスタート。

小学生になった頃ピアノ教室に転向。ただしピアノが買えるような裕福な家ではありませんでした。

ラジオの子供音楽会みたいな番組にも出演した事があります。

しかし間もなくピアノは辞めちゃいます。才能もなかったしなにより本人に全くやる気がなかったものですから。親にやらされていただけ。

その後習字・そろばん・絵画と色々な教室に通わされましたがいずれも長続きせず。そんな子供でした。

大人になってからはトライアルやマラソンは10年以上続けていますから、やっぱり本人が興味を持たないと無理にやらせてもなにも身に付かないという事でしょう。

で、中学生になると遂にフォークソングに出会う訳です。

最初に出会ったのが岡林信康。

その後吉田拓郎、井上陽水、かぐや姫・・・メッセージ性の強いフォークソング全盛期を迎えます。

自分でもギターを弾き始めます。

そして高校3年生の文化祭で遂にデビュー。バンドを組んで1曲。そしてソロでも1曲。

全校生徒1,000人近い前でひとりでギターかき鳴らしながら歌うなんて・・・今ではとても考えられません。いったい何考えてたんでしょう。



大学に入って軽音楽部の部室を覗いてみましたが、なんか雰囲気になじめなくて入部に至らず。

当時はまだ学生運動の残り火が多少残ってまして、そんな気配に嫌気がさしてしまったのかもしれません。

この時点で私のミュージシャン人生は終わってしまいました。好きで始めたけど才能のカケラもなかったわけで。


そしてしばらくして出会ったのがユーミン。

他の大学の大学祭で準備のお手伝いに行っていて偶然聞いた荒井由実。

もうぶっ飛びましたね。なんじゃこの音楽は。

それまではタクローだ陽水だ人間なんてどーたら、傘がないこーたら、銭湯の帰りに石鹸があーたら、四畳半フォークですね。

それが「ソーダ水の中を貨物船がとおる」ですから。

おしゃれ感ハンパないっす。

当時「ガロ」とかちょっとおしゃれなバンドも出てましたけど、どちらかというと歌謡曲寄りでしたし。

ユーミンは詩も曲もそれまでとは全く違うもので、独特な声も含めてオリジナリティーの塊というか。



その後アルバムは全部聞いてましたが、コンサートに行くほどでもなく。

次にユーミンに出会ったのは映画の中でした。ジブリの「魔女の宅急便」を見に行って、劇中で「ルージュの伝言」がかかった時は全身の血が逆流するような興奮を覚えました。

あのアニメ映画のあの場面で「ルージュの伝言」を選ぶジブリのセンスに脱帽でした。

余談ですが後年の「風立ちぬ」の「ひこうき雲」はイマイチでしたが。



その後ユーミンがアイドルに提供した曲にも興味が湧いてきて、特に松田聖子は今でも時々聞いております。
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