晴走雨読

真珠湾

ちょっとだけ戦争マニアの私です。

最近TVで太平洋戦争を題材とした番組がいくつか放送されています。

いつもは終戦記念日前後だけなのですが、今年は開戦、真珠湾か
ら70年という事でこの時期の放送だと思います。

なぜ日本は無謀な戦争を始めてしまったのかは諸説ありますが、
私が考えた説がひとつあります。
それは「機動部隊」があったから。

機動部隊というのは航空母艦とその艦載機を中心とした攻撃部隊
で、第2次大戦当時保有運用していたのは日本とアメリカとイギリス
だけでした。

特に日本軍は世界に先駆けて機動部隊を実用化しました。それは
97艦攻をはじめとする優秀な艦上攻撃機があったからに他なりま
せん。



開戦直前の日本の機動部隊は世界最強だったと思います。真珠湾
やその直後のマレー沖海戦での戦果を見ればそれは明らかでしょう。

新しいおもちゃを手にすると人はどうしても使ってみたくなるもの
です。戦力という物は本来抑止力として保有するもので、核兵器
などはその最たるものです。
当時も戦力は抑止力という考えはありましたが、現在ほど強いもの
ではなく、凄い武器を手に入れたらどうしても使ってみたくなる
のが軍人の本能ですから。

だから圧倒的な国力差のあるアメリカに対しても、もしかしたらこの
機動部隊があれば勝てるかも、と思わせてしまったのではないかと。

連合艦隊司令長官の山本五十六は開戦反対であったのですが、もしか
したら機動部隊という凄い武器を手にして、一回実戦で使ってみたい!
と思った・・・かも。
町内戦史家のおっさんの勝手な想像です。

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