晴走雨読

維新の異心

維新は太陽を吸収合併したと思っていたら、ここへきて橋元さんは
原発やTPPに対する政策をコロコロ変えてますね。

あまり責任のない立場ではなんでも好き勝手な事を言えますが、
組織が大きくなったり、責任ある立場になてくるとそうはいかない
のが世の常。

民主党も野党時代は好き勝手な事を言って、先の総選挙では大
ぶろしきのマニュフェストを引っ提げて政権を取ったものの、
国政を担うという大変な責任に押しつぶされてしまいました。

マスコミも野党には全く関心を示しませんが、政権を取った瞬間
から徹底的に批判しだします。

そもそも民主主義というのはとても面倒くさいシステムで、ひとつ
の事を決めるにも大変な時間と労力がいります。

大統領制ではなく議員内閣制の日本は更に物事を決めるのに
面倒な手続きが必要です。

どんな優秀なリーダーが登場しても、思いどうりに法案がスパスパ
通るなんて事はありえないのです。
独裁を防ぐという事では意味のあるシステムですが。

今度の選挙で維新はある程度の議席を獲得するでしょう。そして
もしかすると他の党と連立して政権党となるかもしれません。

そうなった時橋元さんの口からこれまでのような歯切れのいい言葉
が聞こえてくる可能性はあまりないでしょうね。

だからと言って今の民主党みたいにすぐに見捨ててしまうのはどう
でしょうか。やはり投票した人にも責任があります。せめて4年は
じっと見守る度量が必要だと思います。
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