もう少し大きいのに本当に大きく見え、少し小さいのに本当に小さく見える。＜信仰＞もそうだ。

もう少し大きいのに本当に大きく見え、少し小さいのに本当に小さく見える。＜信仰＞もそうだ。

１cmは「成人の指の一節（ひとふし）」にもならない。ところが服が自分のサイズから１cm小さいだけでも着ることができず、靴も自分のサイズから1cm小さいだけでも履けない。小さい差だが、「運命」を左右する。

文字を書いても、もう少しだけ大きく書けばよく見える。少しだけ小さく書いたらよく見えない。

＜信仰＞も次元が少し低くなれば、霊界においても肉界においても違った主管圏に行くようになる。特に霊界に行ってみたら衝撃だ。それを見て来たら、寝ることも食べることも全て放り投げて、もう少しやろうと熱心に行なうようになる。

市場で果物を買う時も、もう少し大きければ、すぐに目と考えが行って、目立つ。これと同じく、神様の前でももう少し大きければ、本当に目立つ。

もう少しやることは誰でもできる！

もう少しやれば、美しく神秘的で雄大に見える。

もう少しやれば、美しく神秘的で雄大に見える。

もう少し努力し、もう少し行なってこそ、もっと希望がある。

もう少し努力し、もう少し行なってこそ、もっと希望がある。

漠然と将来＜もっとよい大きいもの＞が来ることばかり望むのではなく、もう少し走って、もっと熱を上げて行ないなさい！そうすれば将来＜もっと大きいもの＞が来る。

国家の運命も「もう少し行なうこと」で左右される。

もう少しやれば、「死ぬ人」も生きる。

（神様）あなたたちがたくさん頑張って運命が左右されるなら、たくさん期待することもしない。もう少しだけ頑張ってもよくなるから、もう少しだけ頑張りなさいと御言葉を与えて、頑張ることを期待する。

あなたは＜よくできる人＞と＜できない人＞の差が「大きい」と言うけれども、私は「小さい」と見なす。

＜少し上にいる人＞は「少し前」に行くから易しい。少し前を行ったら、前にあるものが目に見えるからだ。

同じリンゴの木から＜一番大きいリンゴ一つ＞を取り、＜その次に大きいリンゴ一つ＞を取って、比較して見なさい。目ではその差が分からないぐらい差がない。秤で量ってはじめて分かるくらいだ。
人間もそうだ。＜よくできる人＞と＜できない人＞を比較してみたら、「紙一重の差」だ。だからできない人はもう少しだけ頑張りなさいということだ。可能性があるからだ。

首と腰をまっすぐに伸ばせば身長2cmが左右される。2cm大きく見えるだけでもすごい。これと同じく、＜自分の心と考え＞をぐんと伸ばして行なえば変わる。もう少しだけやりなさいということは、首と腰をまっすぐに伸ばしてやるぐらいのことだ。

人間の考えで判断することが「人本主義」で、神の考えで判断することが「神本主義」だ。

人間の考えで判断することが「人本主義」で、神の考えで判断することが「神本主義」だ。