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H25年11月1日

こんにちはっ! 院長の清野です。 11月に入ってだんだん寒くなってきました。 
冬の到来を肌で感じるのは、何と言っても“朝”ですね。 毎朝「布団から出たくない~」と葛藤してしまいます(笑) 

さて先月は「お伊勢参り」に行ってまいりました。 皆様は伊勢神宮へご参拝なされたことはありますか? 正式には「参拝」では無く、伊勢神宮の場合は、「参宮」というそうですが・・・、(参宮客のための電車、「参宮線」というのもあるほどです。) 今年はなんといっても「式年遷宮」の年!ということで行って参りました。

さて遷宮(せんぐう)とは20年に一度、社殿を建て替え、装束や神宝を新調して、ご神体を移し変える行事です。 今年が第62回目となる式年遷宮の年でした。 ひとくちに第62回といっても、なにせ20年に一度のことですから、第1回目の持統4年(西暦690年)から、約1300年続いている厳かな儀式です。

でもなぜ20年ごとの「ご神体うつし」を行うのか疑問に思いますよね。 
調べてみると、①20年も経つと木造の社殿が改修を要するから・・・②社殿や神宝を新調する職人や技術を次世代に継承するため・・・ ③20年を人生の人区切りとする人生観に基づく・・・といったものがあるようです。 

定説はないようですが、いずれにせよ20年ごとに遷宮が行われてきたことによって、古代の建築技術や神宝装束の形状が今に伝えられることになり、日本文化の継承に大きな役割を果たしているそうです。 

私が行ったこの時期は、まだ旧殿も取り壊されておらず、古い社殿とピカピカの新しい社殿の両方を拝見することができました。 宮大工による建築物ももちろん美しいのですが、私は特に社殿の茅葺き屋根の美しさに感動しました。 

ちなみに伊勢神宮には一般人はもちろん、天皇でさえも見ることが出来ないという三種の神器(八咫鏡:やたのかがみ)の実物があるそうですから、非常にミステリアスです。 さすが日本最大のパワースポットだといわれる所以ですね。


参宮後は隣にある「おかげ横丁」で伊勢の食も満喫してまいりました・・・清野 栄治より
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