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H23年12月1日

こんにちはっ! 院長の清野です。
今年も残り1カ月、もうすぐ2011年も終わりますが、今年は日本にとって本当に大変な年となってしまいました。 今も多くの方が被災者の「悲しい気持ち、辛い気持ち」を共有されて師走を迎えられていることと思います。 

先日、ブータン国王夫婦が来日されていましたね。 国王は新婚旅行で来日されたそうですが、被災地を慰問されるなど、久々に心温まるニュースでした。 夫妻は常に微笑みを絶やさず、「世界一幸せな国」と言われる所以だと感じました。

ところで、毎年12月12日の“漢字の日”には、『今年の世相を表す漢字』が京都の清水寺で発表されますね。 この「今年の漢字」は“1995年”から始まったそうですが、ちなみに過去2年間の漢字を振り返ってみると、2010年は「暑」、2009年は「新」でした。 昨年は記録的な猛暑だったから・・・、一昨年は政権交代で新内閣が発足したから・・・、などが理由にあげられています。 

そして1995年の阪神・淡路大震災があった年は「震」、2004年の新潟県中越地震があった年は「災」でした。 実は「今年の漢字」を予想するサイトがあり、現在までのところ、「原」:原子力発電所、「波」:津波、「放」:放射線、「被」:被ばく・被災、「難」:避難、「乱」:混乱などが有力だとされています。

確かに今年は大地震や津波による被災、そして長引く原発問題の影響で、日本は物理的、精神的にも大ダメージを受け、大混乱に陥りました。 予想の漢字でも震災関連が多く、暗い文字が並んでいます。 ですがそんな中に『絆』という漢字も予想にありました。 

今回の震災で“人のつながり”や“思いやりの強さ”に改めて気付かされた人も多かったはずです。 ブータン国王の国会演説「このような不幸、苦難から立ち上がれる国が、もしあるとするならば、それは日本国民であると確信しています。」にもありましたが、改めて「日本人の強さ」「たくましさ」を認識できた年でもありました。

さて2008年は、株価暴落による経済や食の安全性に対する意識の変化などから、『変』という漢字が選ばれましたが、少なくとも人々の“心の変化・環境の変化”を考えると、2008年よりも今年の方が大きかったように思えます。 そういった意味で『変』という漢字も再びあるかもしれません。 では皆様にとって、2011年を象徴した漢字一文字は何でしたか? 
その思いついた一文字が、次の年の飛躍につながるよう、お互いに頑張りましょう!


今年1年、たくさんの患者様が来院してくださり、非常に予約が取りづらかったことと思います。 一年を通し、ほぼ毎日2週間先までは予約が埋まっており、予約外でお待ちいただいたり、キャンセル待ちで来院して下さった患者様には、いろいろご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。  またそんな中でも当院を選び、来て下さった患者様に心から感謝いたしております。 これからも皆様のご期待に応えられるよう、スタッフ一同、より一層頑張ってまいります。 来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。 ・・・清野栄治より

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