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ほっとする お茶の惑星

皆様ようこそ  ほっとなお茶

お嫁さんの理想像

2007-05-27 | 中日新聞より
理 想 像

「明治は遠くなりにけり」中村草田男の有名な句ですが平成も19年となると「昭和も遠くなりにけり」になりました
「戦後強くなったのは、女性と靴下」といわれた頃の、お嫁さんの理想像は、裁縫が得意・辛抱強く・炊事万端心得て・洗濯掃除も几帳面・粗衣粗食に甘んずるサシスセソ型だったが、今はカキクケコ型になったと。
会計が上手・教養があり・くよくよせず・計画的・行動力のあるタイプ・らしい。
非現実的のような気もいたしますね。現在の私は?何型?
タチツテト型かしらね
たぶん・ちょっと待って・つまらないな・手間どって時間がかかり・最後はとぼけてごまかす。
昔はこんなんじゃなかったのよ。(誰も若かりし頃のことわからないので又ごまかしている)


浪速 御堂筋

2007-05-26 | 中日新聞より
御 堂 筋 70 年    (大阪市)

こぬか雨、たそがれ、恋の道・・・と聞いて御堂筋を連想しました
その御堂筋も、今月、七十歳の“誕生日”になるそうです。大阪の真ん中、梅田と難波を南北に結ぶ4・2キロ。はじめは「飛行場でも造るのか」と揶揄された着工から、十一年後の1937(昭和十二)年に完成した。
人に優しい道、賑わいの創出を目指す試みも始まっています。
この季節、約八百本のイチョウ並木がすがすがしい風景になっているようです。(中日新聞)

一直線の道路 今は緑でいっぱい、秋にはまっ黄、黄、の風景が頭に浮かびますね
御堂筋、昔からの地名だと思っておりましたが、将来を見すえて造られたものだったのですね

言葉  (停車場)

2007-05-25 | 中日新聞より
停 車 場

石川啄木の「ふるさとの訛(なまり)なつかし停車場の人ごみの中にそを聴きにゆく」の「停車場」を「バス停」だと思っていました。
この歌を知った中学生時代に「停留所」から連想したのでと思いますが、情景が随分とと違ってしまいます。 ちなみにこの停車場は上野駅とされています。
                               中日新聞(佐藤さん)
いつも新聞の受け売りですが、知らないことばかりで、自分の知らなかったこと、解からないことに(私の、聞くは一時の恥)お付き合いください。

古 希

2007-05-24 | 中日新聞より
古  希

「古希」って何歳のことか知っていますか?
この言葉は中国・唐に時代の詩人杜甫の詩の一節「人生七十歳のことです。ところがこの前の一節は「酒債尋常行処有」で、「酒の謝金は何処にでもある」と言った意味で、詩全体としては「長生きする人はそんなにいないのだから、生きているうちに借金してでも酒を飲んで楽しもう」ということをいっています。
又、「歳月人を待たず」という言葉も前の「時に及んでまさに勉励すべし」という一節と共に「いつまでも若くないのだからしっかり勉強しなさいよ」とお説教のタネにされそうですが、実際は「歳を取ったときに後悔しないように楽しみなさい」ということを意味する六朝時代・東晋の詩人、陶淵明の詩が出典です。
いい言葉は、元の文脈を離れても使われるもののようですね。
                                    (中日新聞)

童謡の風景

2007-05-23 | 中日新聞より
ひらいた  ひらいた            合田 道人(作家、歌手)

♪ ⒈ ひらいた ひらいた     ⒉ つぼんだ つぼんだ
    なんの花がひらいた       なんの花がつぼんだ
    蓮華の花がひらいた       蓮華の花がつぼんだ
    ひらいたと思ったら       つぼんだと思ったら
    いつのまにか つぼんだ     いつのまにか ひらいた

切り絵 村上 保

わらべ歌には、庶民が、口に出した言えない心の叫びや願いが、子供の口を通して流布したとされるものが多い。この歌は、庶民の貧しさ、苦しみから抜け出したい、救われたいという願いが込められている。つまり「レンゲの花」が開くことを夢みているのだ。
レンゲは泥の水の中からでもまっすぐ水面に葉を大きく広げる。
仏教ではその姿から俗世の欲にまみれず清く生きる象徴としてとらえられ、釈迦がレンゲの上で瞑想する画は、極楽浄土の象徴とされる。
「われらの苦しみをお助けください・・・・」という願い、だが花は開いてすぐつぼむ。
しかし、現実を見据えしっかりと生きてゆけば、花は必ずまた開く。
ここには人生をあきらめることなく、夢を持ち、悲しみを乗り越えよう・・・と言う大切な訓え(おしえ)がちりばめられていた。
それは、今の時代にとても必要な歌ではないかと思う。
                                   中日新聞より