君に出発！

16日
今日 上海へ 出発である

不安と期待で 6時半 家を出た

また今回も成田第一ターミナルビルだ

うい～


まだ一回も 第二から 乗った事がない

ま！いっか
7時に着いた
(8時集合)

まだ誰もいないので

すぐさま ＮＴＴのカウンターへ

携帯電話のレンタルをし、ブラブラしていると

仲間達が段々とやってきた

荷物を預け
少しドキドキしながら
検問をくぐるワタクシ

うぃ～

あら？ もう？

と聞こうと思ったら
後ろの 外人が何かにひっかかり
みんな目線は外人へ

その場を退散した

下に降りるワタクシたち
あら？あらららら？

ここって、、、、、

ワタクシが三年前
韓国に旅立つ 搭乗口と同じ場所では？

同じ景色を眺めながら
同じ歩く歩道に乗りながら
同じ気持ち？

いやいや あの時は独りで
何もかもが不安だったかもー

韓国着いてから 大学までどうやって行こう
とか いろいろあった気がする～

今は？ 仲間達が周りに！

同じ番号かは 覚えてないが 同じ待合場に座って待つワタクシ

しばらくして飛行機に乗り込んだ

9時50分

少し遅れて 離陸

うわー

このスピードが上がる間隔 あまり好きではない

乱気流に見舞われながら

上海に3時間で着いた

うぃ～

くせぇ！

一番最初の 感想である

一息つく間もなく 送迎バスに乗り込んだ

ん？横をリニアモーターカーが通り過ぎて

やっとホテルに到着したのだった

あのー 手違いで二人一部屋になってしまいました

そのお詫びとして マッサージをさせて下さい

と支配人らしい 女性が言った


ふー 初めての現地の人との交流開始だ

マッサージの女性：英語&日本語ＮＧ
ワタクシ：英語&中国語ＮＧ

んー

会話が成り立つ訳がない

なんとか伝えようとするものの
ワタクシの名前しか伝わらない

来る前に買った 会話の本で会話するも だめだめ


揚句の果てには

19元のアロマオイルを塗られてマッサージされた

あれ？
無料って言ってなかったっけ？

ま！いっかあ
釈然としないけれど、、、、


あなた達は学生ですか？と聞かれて、いいえ！

と言ったものの 俳優 という単語がわからない

んー

じゃあ こういうときは
ばらばらにしよう

んー

テレビの中にいる人です

んー

わっけわからねぇ

京劇の人のようなものです

んー

ような という言葉がわからないから出来ない

そんなこんなで マッサージ時間しゅーりょー

伝わらない敗北感
19元の疑問を抱えて

部屋にもどった


うぃ～

気がつくと夕方である

晩御飯を食べに行こう

ホテル近くの スタジアムのほうに繰り出した


うぃ～ こえぇ～～

赤信号 をみんな無視する
バイクが 音もなく 明かりを点けず通り過ぎる

うー

もう ここに入ろう！

明るい店に入った

麺の店である

黒胡椒牛面
&
コーヒー
(アイスコーヒーだと思って注文したのにホットコーヒー)

うー 辛い～～

そんなこんなで 初日の中国が終わった



君へ出発！

イメージだけだった世界へ

まだわからない
まだまだわからない

君の姿が

少しだけ見えた


君へ出発

聞いただけだった世界へ

まだ見えない
まだまだ聞こえない

君の姿が

霞んで見える