Kiraraのほのぼの日記

Kiraraのわくわく毎日のほのぼの日記です♪くやしいこと、うれしいこと、日常の出来事に思うことを素直に綴ります^^

映画「完全なる報復」

2011-03-07 14:57:28 | 映画
ジェイミー・フォックスとジェラルド・バトラーが好演の本作。



英語題が"Law Abiding Citizen"



つまりは、法を遵守する市民。



しかしストーリーは、殺人者が司法取引で軽減された量刑によってわずか3年で出所するという、アメリカ・フィラデルフィアの司法制度の理不尽さへの問いかけが下敷きにある。



愛する妻子が強盗に殺害された。



証拠があるにもかかわらず「違法収集」として採用されない。



そのために、そのために犯人の量刑を厳密に問えない。



腕利き検察官は、裁判で負けると自身の有罪率が下がるからその有罪率を上げるために、司法取引をする。



見る側としては、妻子を殺された男の感情に十分に移入できているのだが、次第に、そこまでするか?というところにまで、男の報復はエスカレートしていくのだ。



自ら捕らえた殺人犯を、電動のこでばらばらに解体し殺害。



そして、家族殺しの司法取引裁判にかかわった者を次々と処刑していく。



ここまで来ると、その狂気に満ちた報復心は、正義とは大きく乖離してしまっているから、同情の余地はなくなってくる。



それにしても。



確かに矛盾に満ちた法制度ではある。



有罪率を上げようと躍起になっていた検察官の心理が描かれきっていない。



その彼だけが助かる。



そして、フィラデルフィアの市長が「どんな方法でもいいから、あの男を消せ」とヒステリックに叫ぶ様は、法を守る側であるはずなのだが、まったくの逆説なのである。



ある意味、一番の当事者であるはずなのに。



このあたりの照準の当て方が、監督の意図する「アイロニー」なのかもしれない。



つまりは、抜け穴だらけの法制度の下で、その法制度をなりわいにして生きている人間たちが実は一番、法を守っていないという皮肉なのだ。



体制に逆らわない範囲で、我々一般市民の自由ぶりはある意味で許されている。



しかし、その体制に逆らえば、たとえどんな同義的理由があろうとも、個人の自由や権利は、封じられてしまう。



その封じ方は、おそらくもっともな理由がつくはずだ。



しかも、現行の法律がきっちりと適用されて。



実際、何がどのように行われたとしても。



つまりは、法はあってないが如し、なのである。



そんな矛盾にみちみちた社会の理不尽さに翻弄される個人。



それが描かれた、というのであれば、この映画は、悲劇であり、喜劇ということになるのだろう。


民主・前原大臣の献金疑惑~自民に責める権利は?

2011-03-04 23:31:10 | 政治経済
民主党の前原外務大臣に持ち上がった献金疑惑。

というか、外国人からの献金が規正法で禁じられているというのだ。

それを本人も、当の献金者も、わかっていなかった、という。

素人っぽいミスなんだけども、もちろん、あっちゃいけないんだけど。

これは、金額もそうだが、何だか、鬼の首を取ったみたいに騒ぎ立てる自民党に、いささかもしらけてしまった。

 私は、もう、さっさと、民主党には退場してもらって、新しい政党の革命に賭けたいというのが正直な気持ちだから、民主党の肩はもたない。

だから、自民党は、じゃ、どうなのよ。

中曽根、竹下、宮沢、橋本。。。

もう、ダークな疑惑のオンパレード。

そして、その疑惑には、臭いものには蓋、で、しのいできたのは、そんなに大昔?

たまたま、今、その疑惑が降りかかっていないだけ。

そんな自民党に、こんな重箱の隅をつつくようなことをする権利はないわ!

それより、早く、予算通しなさいよ。

細すぎる弱すぎる男たち

2011-03-04 16:35:51 | 社会
連日、社会面に報道される事件の数々。

福島県南相馬市の女子高校生が行方不明になっている事件。

熊本市内のスーパーで3歳女児が行方不明になり、熊本県警は連れ去ったとみられる大学2年の男の身柄を確保、大学生は「女児を殺害した」と自供している事件。

京都大や早稲田大など4大学の入試問題が試験時間中にインターネット質問掲示板「ヤフー知恵袋」に投稿された事件。

いずれも男たち。

1997,8年から毎年3万人を超える人たちが自殺している日本。

50代の、やはり、男性が最多だという。

どうして、日本の男たちは、こんなにも、もろくて、細くて、壊れやすくなってしまったのだろう。


民主党瓦解の始まり

2011-03-03 15:51:02 | 政治経済
朝日新聞より;
「民主党の佐藤夕子衆院議員(48)=愛知1区=が3日、同党を離党する考えを表明した。
午後に離党届を提出する。菅直人首相が消費増税を掲げたことや小沢一郎元代表への処分をめぐる不満が離党の理由。佐藤氏は、名古屋市の河村たかし市長が代表を務める地域政党「減税日本」に入党する意向だ。」

佐藤議員はもともと、河村氏の秘書だった人で、河村氏にとても近いから、無理もない。

それにしても、菅政権、民主党政権の包囲網がじわじわと狭められていくのを見る思いだ。

地域政党「減税日本」はまだ国会議員を有していないので、政党助成金はもらえておらず、党運営は経済的にとても厳しいという。

しかし、この佐藤氏の入党で国政にも足がかりをつけた。

 こうして将棋の駒が動き陣営が整えられていくような様を見ると、例の造反16人衆の今後の動き、原口氏の新政党の動き、そして、肝心の小沢氏の動きもからんで、徐々に民主党は崩壊していくのだろう。

 今後の政局のキャスティングボートを、確実に握っていく党だ。

 

やがて哀しき~入試問題流出

2011-03-03 14:56:55 | 社会
京都大学の入試問題がインターネット上に流出した問題。

犯人が特定され、まもなく逮捕だという。

匿名での投稿に、まさかばれないと思ったのだろうか。

かつて、カンニングといえば、爪や手のひらに豆粒みたいな字で書き込んで、書いてるうちに覚えちゃって、あ~~、や~めた!なんて、人には言えない思い出^^;

しかし、今回のはもうスパイ並みの用意周到な技だ。

そして、その社会問題と化した様は、犯罪そのもの。

ギャグやジョークではすまない。

それに、当の本人。

このカンニングで合格して、それを家族に報告していたとか。

追い詰められていた、というのなら、細すぎる。

なんと脆弱な人となりか。

それに。

そんな風にして入った大学の講義についていけるのだろうか。

さらに。

詐欺での入学を、一生自分に偽って生きて行くことが、本人は平気なのだろうか。



今回の事件を引き起こした若干19歳の若者は、早くも人生を棒に振った。

名前こそ出ないだろうが、大学関係者の間には実名は知れ渡るだろう。

来年からの受験はどうするのだろう。

同じこの21世紀の空気を吸う者として、彼(それとも彼女?)の人生の果てを心配する。

本当に、割に合わない。犯罪は。

減税日本、いよいよ全国展開へ

2011-03-02 18:00:31 | 政治経済
河村・名古屋市長が率いる地域政党「減税日本」。

その活動が、いよいよ愛知県を出る。

静岡市長選に立候補を公認したのだ。

おそらくほぼ当選は間違いないところ。

そして、衆議院、民主党の造反16人がまもなく合流する。

国政改革への第一歩。