Kiraraのほのぼの日記

Kiraraのわくわく毎日のほのぼの日記です♪くやしいこと、うれしいこと、日常の出来事に思うことを素直に綴ります^^

映画「12人の怒れる男」

2010-08-30 16:08:12 | 映画
かつてのリメイクとは思えないほどに完成された秀作です。

脚本・監督・主演、二キータ・ミハルコフ。

銀獅子を取るくらいあってストーリーの経糸と陪審員の12名の男たちがそれぞれに人生を語る横糸とが相まって、非常に濃密な文学作品を読むような感動を覚えました。

そして、現代ロシアの苦悩であるチェチェン問題も絡まって、それを丁寧に描いているという点。見る側の我々に、より鮮明な衝撃を与えて来ます。

映画館を出たらあっという間に159分が過ぎていたのに気がついた。そんな感じです。

役者の中でも、秀逸はアレクセイ・ゴルブノフ、セルゲイ・ガザロフ。

 その語り口と個性。すごいものです。

こういう映画作品に出会って感じる喜びは何物にも代えがたい。本年のベスト3に入れたいと思う1本です。

ぬか漬け、おいしいね^^

2010-08-29 15:07:01 | 日記
ぬか漬けがおいしい。

冬の時期はあえて、きゅうりとかの温室栽培の夏野菜を食べようとは思わない。

石油燃やして育てた野菜を冬の時期でさえも消費するのは、反エコロジーだと思うからだ。

だから、冬にはぬか漬けはお休み。

そのかわり冬にはキムチを漬ける。

さて、この夏野菜のぬか漬け。

大好きなきゅうりとなす。

そうそうサラダばかりでは食べきれない。

市販されているぬか床で、私が愛用しているのが

「河村さんちの鉄粉ぬか床」だ。

これをビールだけで混ぜる。

ビールも、「一番絞り」が一番おいしくつかる。と私は感じる

雑菌がわきにくいように、保存は冷蔵庫。

夜から朝までは台所に置いて、朝から晩までは冷蔵庫だ。

手間隙かけないと、おいしいものは手に、いや、口に入らないわ。ポリポリ^^

映画「ハングオーバー」

2010-08-29 09:06:08 | 映画
正直なところ、この「ハングオーバー」という映画作品が、アメリカはともかく、全世界でどうして4億ドルもの興行収入を上げられたのか、不思議でならない。

しかも、いろいろと賞もたくさんとっている。

なのに、自分にはいまいちピンとこなかった。

それはなぜ?と考えてみた。


2009年に公開されたこの作品は、基本的にアメリカンコメディーだ。

だから、日本人の自分としては、少しもおかしく感じられない。

 シリアスかと思わせておいて、実は奇想天外なドタバタ喜劇。

フィルムの構成はタランティーノ映画をほうふつとさせるユニークさだ。

しかし、ストーリーは陳腐な感が否めない。

そもそも、今日のアメリカンジョーク、アメリカンコメディーは、ナンセンスドタバタコメディーだ。

リュック・ベッソンのようなウィットの利いた笑いこそ、私には共感して笑える。

最後のデジカメがタネ明かしするのだが、それまでのストーリー展開はおよそあり得ないものばかりだ。

どうしてマイク・タイソンがトラを飼ってるわけ?

ベガスの超高級ホテルのスイートをめちゃくちゃにして、宿代どうやって払ったの?とか。

しかし、そういうディテイルにこだわっていてはいけないのもアメリカンコメディーを笑うマナーなのかもしれない。

さてさて、そんなわけだから、このアメリカの笑いを娯楽として理解できるか、できないか。

21世紀を生きる我々の「笑いの感性」が問われている気がする。

ま、個人の好みの問題かな?

ゆりの里

2010-08-28 09:29:30 | 日記
百合は、バラと並んで本当にゴージャスな花だ。

花咲くたたずまいも、そしてその香りも。

くらくらくる。

そのあでやかさは清楚さというよりも催淫的。

宮殿のハーレムにでも彷徨いこんだように幻惑的。

夏の儚い夢。

言葉を失って立ちすくむ。




百合の花言葉:

白花のユリ……清らかで汚れなき・魅惑なひととき

黄花のユリ……真実ではない・喜び楽しみ


小説「奸婦にあらず」

2010-08-28 09:25:46 | 日記
諸田玲子氏は、江戸時代を描く作品が多い作家だ。

女性としての切々たる恋の焔を描いた視点は、時空を超えて現代の私たちの心をも熱く突き刺してくる。

幕末、ペリー来航前後の動乱の時代。

彦根城下の嫡子、井伊直弼(いいなおすけ)と、その愛人、村山たかを描いた「奸婦にあらず」は、2007年新田次郎賞を受賞した傑作で、日本経済新聞社の連載小説であった。

 村山たかは実在の人物で、今で言えば、諜報部員だろうか。

密偵。

密命を帯びて、まだうら若い井伊直弼に接近したたかは彼にぞっこん惚れてしまう。

彦根藩第十一代藩主井伊直中(なおなか)の十四男、直弼。

後に、あの有名な安政の大獄の江戸幕府大老として、桜田門外の変で暗殺された人物。

その直弼がまだ25の時、たかは直弼と深い男女の仲になっていった。直弼もたかに惚れぬき、二人は身分の違いこそあれ、ある意味、生涯をともに生きた、そういう二人の物語である。

 たかの生涯はこの作品では30歳の、直弼との出会いから、直弼の死後までにわたって描かれている。

 私という読者をつかんで離さず、一気に読み通させてしまう筆致の力がある。

 それも、たかの描写が生き生きとしているからだ。

「若、君、はん・・・・なあ、これだけは忘れんといて」たかは人差し指で、直弼の額ににじんだ汗をぬぐった。
「ほんまにほんま、うちは若君はんのためだけに生きとおす。嘘やない。どこにいたかて、何があったかて、変わらしまへんえ」密命を帯びて近づいたのは、まぎれもない事実だった。だが直弼を想う気持ちに偽りはない。この先、噂や中傷が飛び交い、引き裂かれる日が来ようとも、真心だけは忘れずにいてほしい。

諸田氏の作家としての力量には、並々ならぬものを感じる。


酷暑払いの宵は~すし屋だね^^

2010-08-27 16:20:26 | グルメ
ついに日本が亜熱帯になった2010年!

あんまり暑いので、くらくらくる。

帰りに、ハッピーアワーを楽しみたくて、なじみのお寿司屋さんに寄った。

カウンターに座る。

ここの寿司ネタの新鮮さ、旨さは保証付き。

すし屋だから、寿司、刺身が当然の注文なのだが、それに至る前に、あれやこれやと楽しみたい肴がメニューにてんこ盛り!

まずは、富山産の「しろえびのから揚げ」。

これが、淡白でおいしい!

息子さんが後を継ぐということなのだが、

この息子さん、

いろいろな店で修業してきただけあって、

サイドメニューのユニークさは彼の本領発揮なところなのだ。

彼自ら自家製の豆腐、それの冷奴、なかなかおいしい。

そして、大将の刺身。

包丁の入れ方がいいので、刺身の切り口が舌に滑らか。

うなったのは、あさりの中華だし蒸し。

酒蒸しあさりはこれまでいろいろと食べてきたが、中華スープで蒸したあさり、これはとても新鮮な感覚で楽しめた!!

実験的であっても、味が完成されていれば十分に説得力がある。

若い寿司職人。

その斬新な感覚を、これからも楽しみたいところ。

それにしても、明日も暑いんだろうか?^^;;

小沢さん、首相をやってみたら?!

2010-08-26 19:51:38 | 社会
今の日本の経済やら政治やらの閉塞感を打破できるリーダー。

菅首相は、何だか頼りないし、根回し不足で、ふらふら。

自民党からは、全然そんなリーダーは見当たらないし。

みんなの党の渡辺さん、威勢はいいんだけど、過激発言が多いだけに、ちょっと日本の首相の器ではない。

その他は、候補者なし。

どうするのよ!

ダーティー小沢さん、一回総理大臣やってもらおうかしら。

それでもし、起死回生のホームランみたいなことになったらうれしい!

だめなら、そんときは、がっかりムードで誰か探すしかない。

なんとかしなきゃ。


神戸人の合理精神~「甲南チケット」

2010-08-26 15:31:16 | 旅行
神戸の電車を利用していて驚いた!

切符自販機の真横に、格安チケット販売店「甲南チケット」という店があるのだ!

駅の自販機にコインを入れる人は誰もいない。

隣の駅までの切符を買う人ですら、「甲南チケット」で切符を求める。

差額は10円とか40円とかだが、毎日のことだ。

積もりつもれば大きい。

かくして、神戸では主婦も学生もサラリーマンも子供も、みんなが「甲南チケット」でディスカウントチケットを買う。

一方、東京あたりでも格安チケット店はあるが、裏通りで何だか後ろめたそうに店を開いている。

購入客がいるからこそ店は繁盛するのだが、私が賞賛したいのは、そういう店を駅構内に開かせる風土だ。

なんと柔軟な!なんと合理的な!

そして、なんとお客思いなんだろう!

神戸、ますます素敵だ!^^

神戸三宮~焼肉「赤丸」

2010-08-25 15:02:43 | 旅行
そもそもホルモンというものは(人間の食べるべきものではなくて)「放る物」がなまって「ほうるもん」→「ホルモン」となったという説が有力らしい。

男性諸氏が寄ると飲むと食べるのが「ホルモン」だ。

確かに栄養はありそうだが、いかんせんコレステロールもカロリーも高そうだ。

ところがこの「ホルモン」、目下、全国的に若い女性たちが好んで食べるものになったのだという。

 行き着けの寿司屋の大将、
 「そりゃあね、ここらあたりのおっさん連中が食べるホルモンと都会のお姉ちゃんたちが食べるのとはレベルが違うんですよ。
 いやね、ホルモンの品質がね。
 都会のは、牛の結構いい部位の肉やホルモンですよ。
 ここらのはね、ごみみたいな安い部分。」
 と、手厳しい。

 前置きが長くなったのだが、神戸・三宮駅前にある「赤丸」。

 もちろん、焼肉からホルモンまで、まあ実にいろんな部位がメニューに載っている。

 焼肉といえば、カルビにロースしか知らなかったが、私がはまったのは牛の頬、そして鼻。

 捨てる部位はまったくない牛。

 テーブルに運ばれてきた七輪。中は真っ赤におこった木炭。

そして、その七輪の20センチ上に降ろされた換気扇ダクトで脂が飛び散る心配がなく、とても快適に「焼肉」を楽しめた。

もちろん、おいしかったことは言うまでもない。