老中の市井日記

理想を失うことなく老いの中を楽しみながら、日々発見、日々刺激、日々出会いを大切にしていきたいと思っています

国際高等研究所 創設30周年記念フォーラム「人類・その超えるべき課題の先の未来」

2015-03-31 15:29:45 | 学研都市
今日で3月も終わります。慌てて3月の中旬に参加した国際高等研究所の
創設30周年記念フォーラム「人類・その超えるべき課題の先の未来」を
備忘録として書きます。

今年度創設30周年を迎える国際高等研究所は記念フォーラムを企画して、
全国各地で持続可能社会の構築のための重要な要素として「幸福感」「安心・安全」
「科学のあり方」をやってきました。そして今回の第4回「人・幸福・未来」です。

会場の「けいはんなプラザ」メインホールはほぼ満員。基調講演はジャーナリスト
の堤未果さん、テーマはあの「沈みゆく大国アメリカからの警告~未来への選択~」
そしてパネルディスカッション「人類・その超えるべき課題の先の未来」です。
コーディネーター 長尾真氏
パネリスト 大原謙一郎氏 枝廣淳子氏 村上陽一郎氏 黒木登志男氏 
      有本建男氏 笠谷和比古氏 

気になるメモ:
1.基調講演 堤未果「沈みゆく大国アメリカからの警告~未来への選択~」
・アメリカの変化は日本の数年先
・今のアメリカにはテント村がある
・日本は社会保障、アメリカは民間医療保険
・アメリカは、国があらゆるものを商品にした。教育、医療、介護、保育、食
・選択肢が横に伸びずに縦に伸びた
・国民の権利が商品化された

2.パネルディスカッション(敬称略)
・長尾 地球は有限な資源で持続可能な社会に
・大原 他者を理解するための美術館 そして学と社会のインターフェイス
・枝廣 分かっていて超えてしまった「成長の限界」レジリエンス立ち直れる力
・村上 オランダの決断 生存権と人間の尊厳
・黒木 エネルギーの節約がエネルギーをつくる
・有本 歴史観と世界観の確認と共有 問いかける力
・笠谷 日本文化の自然尊重 良い悪いより自然、不自然
    知足のつくばい GDP神話を超えて

28年前、関西文化学術研究都市推進機構へ出向したとき挨拶に国際高等研究所を
訪れたのは京都烏丸通の小さな事務所でした。今やけいはんなに立地する
中核施設です。終わって元の会社オムロンの仲間で出向しているO専務理事に
挨拶をして帰りました。


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