老中の市井日記

理想を失うことなく老いの中を楽しみながら、日々発見、日々刺激、日々出会いを大切にしていきたいと思っています

嬉しい年賀状

2010-01-12 05:48:08 | 休憩
この連休に宛先不明の年賀状が帰ってきて、2010年の年賀状も一段落です。
孫との楽しそうな様子や子供が生まれたとの連絡などの二重の寿年賀状の中に、
T田さんの司法試験合格の嬉しい年賀状がありました。

T田さんは、10年前に進めたプロジェクト、元の会社が実現した「小さな本社」
すなわち本社改革の手法を用いた業務改革コンサルとしてアウトソーシング
を事業化する仲間でした。

1年半前の帰宅途中、神戸大学法科大学院に通うT田さんとバッタリ市バス
で会いました。そして昨年9月に司法試験に合格したのです。T田さんの
苦労を思うと思わず涙が出てきました。

変わった夢と変わらぬ夢

T田さんは本社の経理部門からこの「小さな本社の事業化プロジェクト」に
参加していましたが、プロジェクトが終了して新しいコンサル事業部が出来ると
しばらくして会社を辞めてしまいました。

コンサルで独立したのではなく、法律家を目指して。この話を聞いたときは、
一瞬耳を疑いました。「え、会計畑から法律畑へ!?」 だから、最近自分の
息子が法学部から会計士へ進んだときは余りビックリしませんでした。

小さい時から文化クラブや運動クラブを作ってきて、企業に入っても新規事業
ばかりやってきましたので、多少人よりチャレンジして夢を追いかける環境
に近かったこともあり、その人脈や刺激で夢を宣言する方を見てきました。
T田さんもその一人です。

ただ私は、性格上それらの方を支援する、格好良く言えば参謀が向いている
自分を知っていました。

プロゴルファーの石川遼くん程ではありませんが、自分のやりたいこと、夢
を明確にして進んでいる仲間は、

小学校:親が医者でありましたが、小学校の時から「医者になるぞ」と言って
    阪大医学部を卒業して医者になったK原君
中高校:本屋の道楽息子で大学8年生のある日突然「司法書士」を目指し、
    資格専門学校へ行かず1年間図書館で勉強をして合格したY口君

大学校:大阪府立大学の在学生のときから、大ファンであった3代目桂小文枝
    (5代目桂文枝)の子息の家庭教師となり、それをきっかけに、
    卒業して落語家になった桂文喬師匠(百舌鳥亭春落の後輩)

会社時代の
金融システム事業部:弁理士になりたくて、営業しながら夜中や休日に
          勉強して弁理士になり、特許室に異動してワシントンに
          駐在したH田さん
          事業部で新しく海外営業を展開する中で、魅力を見つけて
          独立して商社を作ったU野さん
関西学研推進機構:多士多才のメンバーの中に掘り込まれたトップ損保会社
         の20歳台の若者は社外出向の任期が終了と同時に医者に
         なりたくて、一念発起して勉強して、ある大学の医学部に
         入ったO田さん
サービス事業本部:今回の話題のトリガーT田さん
事業開発本部:M2Mのコンセプトで開発を進めていた事業が会社の方針で
       終了となり、どうしてもその開発を続けたくて、辞めて別の
       会社へ行って進めているN村さん

転社

T田さん、これから1年近く司法修習がありますが、体をご自愛ください。
また、ゆっくりと飲める機会があれば幸せです。 元気をありがとう。


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