老中の市井日記

理想を失うことなく老いの中を楽しみながら、日々発見、日々刺激、日々出会いを大切にしていきたいと思っています

「叱る」と「怒る」の違い

2012-08-28 20:25:32 | 会社時代
昨日の樺沢紫苑氏のFBに書かれていたもので、見波利幸氏の「「新型うつ」
な人びと」からの引用ですので引用の引用をお許しください。

「叱る」と「怒る」は違います。なぜ叱るのかというと、叱った後に、
相手に行動変容が起きることを期待するからです。こちらの思いを伝えることで、
相手の行為を改善させ、成長させることが目的なのです。
(中略)
「叱る」とは「気づき」に導くことです。「気づき」とは、単に「知らなかった
ことに気づく」という知識レベルのことではありません。心理学でいう「気づき」とは、
感動を伴うことが絶対条件です。

そして、「強烈な感動」を引き起こす叱り方とは、100%本気になって叱ること、
だそうです。

若い社員を叱る場合、厳しく叱ると萎縮したり、会社に来なくなってしまう
のではないかと思い、なかなか叱れないという話を聞きます。

今どきの若い社員は、自分の親も含めて、本気で叱られた経験がないから、
本気で叱ると、心に響くのだそうです。

私たちが会社で部下を叱る場合、100%本気で叱ることができているでしょうか?
あるいは、子供を叱る場合も、100%本気で叱ることができているでしょうか?

100%本気で叱ると、おそらく「愛情」が伝わるのでしょう。だから、
相手を感動させられる。

私が新入社員の若い時、怖いボスから叱られっぱなしでした。中堅社員になっても
叱られてました(少しは減りましたが)。そのお陰?でストレス耐性ができました。

怖いボスは、手足を動かすやり方など細かいことは言いませんでした。
いつも進むべき方向(ベクトル)を示しました。

ベクトル(目的)が違うと物凄く叱られました。12時の時計のように針が
合わさっていればお叱りは少なかったです。でも短針の先と長針の先(目標)
のように差があると叱られましたが。


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