☆ 「青いチューリップ」、「シナン」と読み続けて、オスマントルコ系列の本の3冊(あ、4冊)も読んでしまったことになります。今回の「コンスタンティノープルの陥落」も【まざあぐうす】さんのご紹介による本です。
一気読みを終えて、作者の【塩野七生】さんの文章はとても女性とは思えない勇ましさを感じました。彼女の著作は「ローマ帝国」関係もあるし、戦争抜きには描けない世界を雄雄しく書かざるを得ないのでしょう . . . 本文を読む
★ Web友人である野田さんの著書(共著)であるこの本を、漸く図書館で借りて読み終えました。(野田さん、購入しないで済みません)
まず、野田さんとのお付き合いについて、ちょっと述べておきましょう。図書館で彼の著書に出会い、気に入ったので購入することにしたのです。それらは次の2冊です。
1.ドイツ鉄道物語
2.北欧鉄道旅物語
2冊は何度も読んでいます。特に北欧鉄道物語は、出版当時日本ではあまり . . . 本文を読む
★ BBCやCNNでは、連合国軍の【ドレスデン爆撃】追悼に関するニュースをやっていた。当時の英国が対ソ連向けの威圧行動として行ったという、対ドイツには全く意味の無い「爆撃」であったという解説をしていた。この爆撃で無くなった方は3万に及ぶという。
このように欧米人は、この悲劇について、比較的冷静に見ている。また、ドレスデンの被害者と思われる80歳の女性のインタビューに『私たちは被害者でもあるが、加 . . . 本文を読む
☆ 中1の娘が図書館で借りてきた本です。小3の娘に布団に入っての読み聞かせた本でもあります。超常現象のようにガイコツが少年に喋りかける、、という出だしになっています。
森林深い農村に育つ少年に見つけ出されたガイコツが、未練を残してこの世に残っている理由があって、それが次第に明らかになってきます。ガイコツは少年の自宅に持っていかれるのですが、少年に体の無い自分に代わって、【炭焼き】をやって欲しいと . . . 本文を読む
☆ 「ぼくはつばめのデザイナー」
新幹線800系「つばめ」をデザインした水戸岡鋭治さんの自伝です。小学校高学年向けと思われる読みやすい記述になっていますが、水戸岡さんのデザインに関わってきた話はなかなか熱いです。
水戸岡さんは、最初に人間のコミュニティを大切にする環境デザインを目指していて、そのうちに列車もコミュニティの一つであることから、JR九州の列車デザインに携わることになったとのこと。新幹 . . . 本文を読む
★ まざあぐうす様の書評のタイトルに即発されて、読みはじめました。そもそもの契機は「青いチューリップ」という本を読んで、その中で記述されている16世紀オスマントルコ時代の登場人物「シナン」について、また別の本があるという理由によるものです。
さて、前書きはこのくらいにして、SDTM自身の「シナン」(上下)の感想を述べることにしましょう。夢枕獏さんの文章は、非常に明快ですっと読めてしまうので、40 . . . 本文を読む
★ 新藤悦子さん著作の「青いチューリップ」を読み終えました。この本は、新藤悦子さんの応援サイトで紹介されており、SDTMもこのサイトに触発されて、手にした本です。詳しい解説はそのサイトにお任せして、SDTM自身の書評だけ書き込みしますね。
新藤悦子さんのテリトリは「トルコ」で、今回の「青いチューリップ」の舞台も同様です。チューリップの原産地はトルコ~中央アジアに跨ります。オスマン帝国のスルタン . . . 本文を読む
★ 山猫新聞社にて掲載された記事に触発されて、図書館で絵本を借りて来ました。元ネタは「海賊モーガンは僕の友達」という記事ですが、SDTMにとって関屋さんの絵との初めての出会いは
「水晶をさがそう」という童用解説絵本です。これは、当時幼稚園の下の娘がお気に入りの本にして何度も読まされたものです。すこし、鉱物のことに興味を持った娘ですが、これが「宝石」とかへ興味の対象が移るとそれはそれで大問題ですが、 . . . 本文を読む
★ 最近、映画で「ポーラー・トレイン」とありましたが、これも元は絵本でしたね。
クリスマスにちなんだ絵本がたくさんある中で、電車が出てくるのがあります。「サンタをのせたクリスマス電車 」(ロルフ・クレンツアー 文,ジタ・ユッカー 画)で中味を全部喋ってしまうと購読意欲をそぐことになるので、すこしだけ…
「電車運転手の父親が、クリスマスに子供のためにクリスマス電車を特別に設えて運行する、、」という . . . 本文を読む