てんかんと労働問題について考えてみた。

　あくまで労働問題の面から考えてみただけで、特に結論はありません。
　更には、事件の重大性を考えれば、被疑者を擁護するコメントは決してできない。

　昨年の栃木クレーン事故に続き、てんかん患者による多数の死傷者を出す痛ましい事故がまた起きました。（厳密に言えば、てんかんと事故との因果関係は、今のところ、はっきりしていない。）
　ネット検索によれば、「てんかんは１００人に１人が発症するありふれた病気」とのこと。薬を服用することで、症状を抑えることができるらしい。
　私自身、職場でも街中でも、てんかん状態の人を見たことはありません。
　　
　「てんかん」を持病に持つ人は、今後就職することがますます難しくなり、もし就職できても職種が限られてくると思われます。
　面接の際、「てんかん」を告げずに採用され後でバレた際、経歴詐称で解雇される可能性がある。
　面接の際、てんかんの持病があることを正直に言えるだろうか。

　採用時に提出された履歴書の記載や採用面接への応答にウソがあり（経歴詐称）、それが重要な経歴に関する場合には、その会社に就業規則がありその懲戒に関する規定の中に経歴詐称が懲戒解雇理由として挙げられていれば、懲戒解雇が、そのような規定がなければ、一般的な解雇が可能。（ロア・ユナイテッド法律事務所ＨＰより）
　また、判例では、「その詐称がなかったならば、雇入れられないであろう程の内容程度のものをいう」という判断基準を示しています。（昭和３０．３．３１東京地裁、「東光電気事件」）。


　今日のタイ株式市場は、お休みです。

　今日のベトナムＶＮ指数　４６２．５２（－０．５９％）
　ベト株、まだまだ頑張りが足りません。