野に咲く花 人知れず咲いて散る

にほんの真ん中へんからぼそぼそつぶやきます。

ようやく春がきた!?!?

2007-04-09 | 
行きつ戻りつの気温の中で、我が家にもようやく春が来ました。

  最低気温   4℃

  最高気温   13℃

しばらく、家を離れている間にいろいろな花が咲き、芽が出ていました。


かたくり 070409 



5こ咲いていた、去年は10咲いた、さて今年は・・・
去年は5月1日に画像を撮っているから今年は少し咲くのが早いかもしれない。


片栗 (かたくり)

・百合(ゆり)科。
・学名 Erythronium japonicum
Erythronium : カタクリ属
japonicum : 日本の
Erythronium(エリスロニウム)は、
ギリシャ語の「erythros(赤)」が語源。
(ヨーロッパ原産のカタクリは花色が赤い)

・種子が地中に入ってから平均8年目で
ようやく2枚の葉を出して開花。
・樹冠が緑の葉に覆われる前の(3、4月の)わずかな
日光を利用して地下の鱗茎を太らせて花を咲かせ、
花のあと、5月頃に葉も枯れたあとはずっと
次年の3月まで、1年のうちの10ヶ月の間は地中で
球根のまま休眠する(地面からは消える)。
このように、早春、他の花に先がけて花を咲かせ、
逆にまわりの木々や草がすっかり緑になる季節に
なると地上から全く姿を消してしまう植物のことを
ヨーロッパでは
「スプリング・エフェメラル”春のはかない命”」や
「エフェメラルプラント ”短命植物”」と
呼んでいる(エフェメラとは「かげろう」のこと)。

・「片栗」の漢字は、食用にする根の鱗片が
栗の片割れに似ていることからあてられた。
・古名は「傾籠(かたかご)」。
籠を傾けたようにして咲くところから。
それがしだいに「かたくり」となった。
また「かたかご」は「片葉鹿子(かたはかのこ)」の
意味もある → 育ってしばらくは片葉(一枚葉)で
葉に鹿子模様の斑点があることから。
・英名は「Dog tooth violet」(犬の歯の”すみれ”)
→ たしかに似てる♪

・「もののふの 八十(やそ)少女らが くみまがふ
寺井の上の 堅香子(かたかご)の花」
大伴家持(おおとものやかもち) 万葉集
季節の花 300から調べさせていただきました。 

実は、2~3年前から、種を取って、蒔いているのです、今ようやく、

1枚の小さな葉がでてきたところなので、後どれだけたてば咲くのか?・・

8年かかるということ???あんまり考えないことにしょう。