山茶花談

さざんかだん

冬の木

2021-01-09 | ペン画



枝々や幹のなかを。

力が流れているような気がする。

夢がいっぱいつまっているような気がする。

白い炎が燃えているような気がする。


※ 草野 心平  「木」より

※ ペン  「めぐる時間」 







昨年の秋に家族になった猫の「ハル」は
毎日リードを付けて、ほんの少しいっしょに散歩をします。
わたしはハルの後をついて歩きます。
木の上の鳥を眺め続けて動かないときがよくあって
とても届かない木のてっぺんなのに
じっとじっと眺め続けます。
冬の冷えた空気、
わずかな愛おしい太陽の光、
木の上にたくさんやってくる鳥たち、
(最近メジロが来るのでうれしい・・♪)
世界は美しいなあ・・と
ハルが教えてくれます。





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