風景居酒屋 ごじゃ満開

2011年03月11日14時46分、東日本大震災発生
(since 2007/8/15)。

1123)私的岩手通史の旅 第97回(奥州藤原氏 第3幕)

2011年10月30日 | 私的岩手通史の旅
 昨日外房地域に出向く列車内で「エリアメール」が届き、本文には「津波警報は解除されました」とありました。一瞬「知らぬ間に大地震が来て千葉県沿岸に津波警報が出ていたのか?」と驚きましたが、本文の最後に「これは訓練です」とありました。寿命が3日縮みました。


第97回 奥州藤原氏-第3幕-(平泉町 月見坂と東物見)
 藤原清衡は平泉に居を構え、1105(長治2)年に中尊寺一山の造営に着手しました。今回からしばし、中尊寺を中心とする史跡巡りをご覧いただくのですが、数度訪れたその時々にシャッターを切った中から鑑賞に堪えられる品々を選びましたので季節が行ったり来たりします。どうぞ呆れずお付き合い下さい。

 中尊寺の建つ関山は国道4号線旧道沿い、JR平泉駅から北へ徒歩15分程の場所にあります。国道脇から月見坂という急坂があり、坂の上には中尊寺を始めとする多くの堂宇が建っています。月見坂の脇から車で間近まで上ることもできます。

 しかし、一関市在住の先輩から「中尊寺に行くなら、月見坂を上っていかねば意味がない」と言われました。中尊寺参詣への序章なのでしょう。


(アイスバーン状の月見坂 -平泉町衣関 2011/02/05-)

 滑らないように急坂をゆっくり上ると左手に「弁慶堂」が現われますが、反対側の「東物見」からは北上川と衣川に囲まれた一帯を眺めることができます。


(東物見からの冬景色 -平泉町衣関 2011/02/05-)

 衣川も北上川も水害に備えて高い堤防が築かれています。当時の街並みとはまったく違うのでしょうが、ここから清衡やその後の藤原氏一族がここから街を一望し、様々な思いを抱いたことは想像に難くないと思います。




2010/10/30の一品・・・807)全通まであと35日 平内町(青森湾)
2009/10/30の一品・・・お休みでした
2008/10/30の一品・・・389)盛岡散歩 宮古街道(そして釜石街道へ)
2007/10/30の一品・・・077)栃木散歩 田沼町(現佐野市) 山越の「役の溜」

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