1063)盛岡夏夕2010 開運橋

　１年前のこの日は南部盛岡彷徨最終日でした。盛岡八幡宮へのお礼参り、奉公先での最期のお勤めとこなし、深夜の東北道を北上し南部八戸へ向かってから１年経ったことに様々な思いが交錯しています。余談ですがこの日は夕食を摂る間が無く、夜更けのＳＡでインスタントのたこ焼きを食べたことを思い出しました。


　盛岡夏夕2010、日の傾いた盛岡城跡公園を後に菜園の通りを抜け、自転車は開運橋に着きました。「２度泣き橋」とも呼ばれる開運橋ですが、2008（平成20）年４月に来盛した時に泣くことがなかったので、本来ならば去る時の「１度泣き橋」となるはずだったでしょう。

　奉公先に近いこともあり、盛岡の風景として幾度となくご覧いただいた橋だと思います。川沿いに「開運橋花壇」があることが、無機質な橋に四季折々の変化を与えてくれました。チューリップが一番カラフルでしたね。

　突然、南部盛岡から南部八戸への国替えとなりましたが、国替え後もしばしば盛岡に来ることが予想されたので、泣くことなく盛岡を後にすることとなりました。


（晩夏の開運橋　－盛岡市大通 2010/08/21－）

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