風景居酒屋 ごじゃ満開

2011年03月11日14時46分、東日本大震災発生
(since 2007/8/15)。

2055)復興道路と復興支援道路(大震災から50ヶ月)

2015年05月11日 | 東日本大震災
 東日本大震災からの復興への取り組みのひとつとして、「復興道路」と「復興支援道路」の整備が続いています。4月の地元紙によると、復興道路は三陸沿いを走る高規格道路(岩手県内213キロ)のことで、復興支援道路は盛岡と宮古を結ぶ「宮古盛岡横断道(100キロ)」と「東北横断自動車道」の釜石~花巻間(83キロ)のことです。


(宮古盛岡横断道の一部 都南川目道路 -盛岡市手代森 2015/05/09-)

 同日の記事には「震災復興の要として急ピッチで進められる整備の成果が着々と現われ、沿岸被災地の復興の弾みとなりそうだ」とありました。確かに三陸沿岸を走る国道45号線は急坂・急カーブが多いですし、内陸と沿岸を結ぶ国道にもそういう区間が多くあります。

 1年半前に盛岡に帰ってきた時、内陸と沿岸を結ぶ道路の改良工事が盛んだなぁと思いました。復興のための道路整備なのだろうとは理解していましたが、その道路に「復興道路」と「復興支援道路」の区別があることは、今回知りました。

 ところで先述の記事は「開通の見通しは国の復興予算の継続を前提」と結んでいましたが、それから約1ヶ月後の記事では、集中復興期間(~2015年度)以降の復興財源には国費だけでなく地元負担も導入する方針だと報じていました。「復興支援道路」である内陸部の道路などは「被災とあまり関係ない」ので地元負担の導入が考えられるそうです。


(工事が進む都南川目道路 -盛岡市田の沢 2015/05/09-)

 どこまでが復興に関わるのか、解釈は人それぞれでしょう。新しい道路ができれば行き来が楽になる一方、1人の道路好きとしては旧道となる現在のメイン道路の行く末が気になります。

にほんブログ村 ←岩手の情報はコチラ♪


2014/05/11の一品・・・1854)復興祈念植樹(東日本大震災から38ヶ月)
2013/05/11の一品・・・1629)陸前高田市災害ボランティアセンター(大震災から26ヶ月)
2012/05/11の一品・・・1317)缶詰(大震災から14ヶ月)
2011/05/11の一品・・・953)幾年経るとも要心あれ(大震災から2ヶ月)
2010/05/11の一品・・・お休みでした
2009/05/11の一品・・・お休みでした
2008/05/11の一品・・・257)岩手散歩 一関市(県最南端の地)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2054)友、遠方より来たる2015... | トップ | 2056)友、遠方より来たる2015... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

東日本大震災」カテゴリの最新記事