風景居酒屋 ごじゃ満開

2011年03月11日14時46分、東日本大震災発生
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3362)南部ワンデイハイク 八幡平市(9景目 旧国道282号線 -3-)

2020年07月09日 | 岩手彷徨
 九州豪雨で「大分県日田市の筑後川が氾濫し・・」との報道に接し「おや?」と思ってしまいました。私の知識の中での筑後川といえば福岡県の川だったからです。「筑後の流れに 小鮒釣りする人の影」という海援隊「思えば遠くへ来たもんだ」の影響かもしれませんが、地図で見ると阿蘇山を元に西へ流れ有明海に注ぐ川だったのですね。別名は「筑紫次郎」「日本三大暴れ川」。災害報道に接すると自分の地理知識の薄っぺらさを感じます。



 南部ワンデイハイクの続きです。旧国道282号線は平舘地区に入り県道17号線が分岐する平舘交差点に至ります。その角に小さな公園のような場所があり、商店の案内図のような看板やベンチがありました。


 (八幡平市平舘)

 この公園の中には平舘の名の由来の説明板が建っており、平舘の名の由来を記していますが、説明板の中に「館山(標高三四三メートル)」が出てきます。「一戸政包が居城とした」とも書かれていますが、4景前にご覧いただいた田頭城跡にあった説明では「一戸政包は九戸合戦時に田頭城(=館山)に攻め込んだ」と書かれていました。また、田頭城跡の説明版での館山の標高は320メートルですので、ここに書かれている標高(343メートル)と合いません。


 (公園の説明板)

 田頭城跡の説明板には一戸政包が居城としたとは書かれていないので、頭の中で「?」となってしまったのですが、地図をよく見ると、平館地区にも田頭地区にも「館山」がありました。ということは「平舘の館山に居城していた一戸政包が田頭城のあった館山に攻め入った」ということでしょうか?

 もっとよく調べれば正解があるのでしょうが、一言さんのにわか勉強ではこの程度です。

 交差点を過ぎると平舘本町バス停。その名の通り一帯が平舘の中心なのでしょう。大きなスーパーもありますが、その先に古い土塀に掲げられていた結婚式場・披露宴会場という看板に往時の賑わいを感じました。


 (本町バス停)


 (土塀)

 その先の上の橋バス停を過ぎると花輪線の踏切があります。西根支所からほぼ旧国道282号線に沿って走っていますが、1日7往復、14回しか遮断機が下がりません。


 (上の橋バス停 -八幡平市平舘-)

 踏切を渡ると直線で伸びる先に平舘駅前バス停がありました。もう少し時間に余裕があれば八幡平市役所に接する北森駅まで行きたかったのですが、間もなく花輪線盛岡行が平館駅に到着するので、ゴールは平館駅にしました。


(平館バス停 -八幡平市平舘-)

 地区名は平舘ですが駅名は平館駅であり、「舘と館」の違いがあります。バス停は「平舘駅前」となっていましたが。

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