しいたけの伊豆高原情報と放浪旅

(伊豆をバイクで回って10年、伊豆高原に住んで26年目に突入、いろんな事がおこりますねえ!)

2012年夏:北海道バイク旅(池田駅)

2012年09月23日 | バイク&キャンカー&鉄道&船旅
・            【池田駅は完全なローカル駅になってました】

宿主さんが言うには「大昔だけど池田町は札幌より大きな街になる」と言われていたそうです
今は見る影もなく寂れていました

宿主さんより僕の方が北海道に古く札幌にも詳しいけれど一度もそんな事聞いた事ありません!

(4年前よりさらに寂れているように思います、駅前なら手前の「利別」駅の国道寄りの方が
 交差する陸別方面、釧路方面の大きな道路があって、コンビニ、スーパーもあり賑やかな様子です)

今や国道から離れたダイヤの少ないJRの駅中心に町は発展しません!



池田駅から北見駅に向けて銀河鉄道が走ってました、それも廃線で根室本線の通過駅となって
一層寂しい駅の佇まいになっております


・          【駅近くには「ワイン城」がそびえています】

十勝ワインは有名ですが、原料となる「葡萄」はそれほど採れないと聞いております

(大きな声では言えないのですが、声をひそめて外国や余市から持ってくるとも聞きました)

池田町民のワイン(ロゼ)がJR特急の車内でも売ってました、今でも売ってるのでしょうか?



北海道:「ちほく高原鉄道ふるさと銀河線」は2006年4月廃線です!


・          【昔はターミナル駅だったのです】

池田と北見を結ぶ「池北」でちほく線というのが旧国鉄時代の鉄路名でした

(バスの停留場然とした無人の駅舎には貧乏ライダーさんが寝袋で包まってました)

今は貧乏な若者、ポンコツバイクを修理しながらやってくるライダーの姿は少なく
金持ちおやじ、それもホテルに泊まる高級外車ライダーさんが圧倒的に多いのです

(貧乏ライダーでもスマートフォンやコンビニ、レンタルショップ、お宅的趣味にお金が掛って
 無理して北海道まで来なくなりました、おかげで「ライダーハウス」も減ってます!)



北海道旅の宿泊階層構造は野宿泊→テント泊→ライダーハウス泊→とほ宿泊→ユース泊→
ペンション泊→ビジネスホテル泊→シテイホテル泊で最後が「高級旅館泊」となっております

旅の手段として第一位は「とほだー」第二位「チャリダー」第三位でやっと「ライダー」が来て
「ヒッチハイカー」「マイカー」「レンタカー」「青春18きっぷ」「JR特急」
ビリが「道内も飛行機便」利用となってます

従って最強の神様は「とほ」で真っ黒になりながら、小さなリュックとポリ缶に水を入れて
大股で歩いて「野宿」をいとわない人と雑誌に載っておりました!

(時間があれば風来坊のように、寅さんのようにゆっくり旅を楽しみたいね)



駅員さんはいません、センサーが働いて宿直ガードマンさんが眠たそうに僕を遠目でチエックしています!


・          【昔は賑わったであろう長大なホームが控えてました】   

(この駅で入場券は無意味なのです!)
      
当初は池田駅から網走駅を結ぶ「網走本線」だったのですね、長大な路線が作られていたのです
やがて「網走本線」は札幌から距離の短い旭川・北見・網走の「石北本線」にとって変わられたのです



廃線規定路線を最後まで反対して頑張ったのが、別にかたを持つ訳ではありません、足寄出身の
刑事被告人の鈴木宗雄元議員なのでした、最高裁まで無罪を争ったのですから収監されるのは
無念であったに違いありません!

「2004年11月5日東京地方裁判所での第一審で受託収賄・あっせん収賄・政治資金規正法違反
 ・議院証言法違反の4件で有罪となり「懲役2年の実刑、追徴金1,100万円」の判決が下された」

小沢さんも鈴木さんも似たような感じですが、小沢さんは首の皮1枚残りました!



もはやターミナル駅では在りません、列車は池田駅始発の滝川駅行きでも帯広方面から回送されてきます


・          【始発列車の滝川行きが入線してきました】

帯広からの回送列車ですので当然乗客はいません、池田から乗った人は2名ほどです

(駅前で一人写真を写してましたから、多分「青春18キップ」のお客さんだと思います)


・          【始発列車なので1両編成かなと思ってました】

見送ると結構長い3、4両の編成でした、同じ始発でも滝川駅からは釧路駅行きの
長い距離を走る各駅停車の列車(1両)が出発しているはずです!


・          【長い編成といっても、ホームは余ってます】
          
5分ほどで反対側に向けて出発していきました、多分運転手さんが車掌さんを兼ねる
ワンマン運転だと思います


・          【池田の町は年々寂れているようです】

大昔、池田の町は将来札幌のように大きくなると言われたのは北見方面から農作物の集積地
大雪山からの材木集積地、釧路方面から水産物の経由地点と道路や鉄道の交錯地でもあったのです

100年たって駅前は完全なシャッター通り、営業しているお店はほとんどありません
老人の町となっていまして、交通の要衝は道路が交わるお隣駅の「利別」方面になってしまいました

(池田駅前にある名物ライダーハウス「一福」さんは営業していましたが
 (一泊300円の嬉しい価格なんです)
 提供して頂いた食堂には寂しい「閉店」の張り紙が張られていたのは残念な事です!)

今年の夏も花火大会が行われたのでしょうか?お祭りに仮装・女装したライダーさんが
流れ込んでの思いでは昔の事だったのでしょうか?



これが本当の「冷えとり」の手引書
PHP研究所

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