中学生達が「うつぼ」で遊んでます！

・　　　　【牙むき出し襲ってきますから危ないです！】

海のギャング「うつぼ」で中学生達遊んでます
大きな鯖の切り身を餌に釣り上げます、釣り竿なんか必要
ありません
「うつぼ」が近寄ってくれば餌を投げてそのまま引張り上げ
れば大きな「うつぼ」が掛かってきます

大事なのは「針はずし」作業なのです
首根っこを両手で押さえると片手が使えません
思わずガブリと来れば、軍手していても手は血だらけになります

弱るまで叩いたり、突っついたりしておりますが
中々弱りませんね！

（元気がなくなった所で「カニ籠」へ入れておりました！）


面妖な顔をしていますが、食べれば美味しいのです！


・　　　　【本当に「うつぼ」は美味しいのです！】

「鰯」７回洗えば「鯛」の味と言いますが、「うつぼ」は「ふぐ」の味に
なります
ただし、骨抜きの手間が入ります
おへそから下は骨がきつくて捨ててください、勿論頭もカットです
お腹回りだけが食用に向いています
骨を丹念に骨抜きで処理をしますと、むっちりとした白身が
出来上がります、一夜干しで軽くあぶると正に「ふぐ」のお味です！



「うつぼ」であっても巨大なものが美味しいです！


・　　　　【頭と尻尾を切り落としますから！】

コレ位が食用サイズぎりぎりでしょう
骨とりの苦労さえ厭わなければ小さくても良いですが、手に穴が
空いてしまいます

「味噌漬け」も美味しいく戴けます、ちょいと出されると何の魚か
わかりません、「うつぼ」と即答できる方は皆無でしょう！

ここまで手間をかけて調理して戴けるのが、居酒屋「つがる」の
女将さんなんです、他には真っ黒い太刀魚「やっぱた」や
（小田原方面では「スミヤキ」とも言います）
「ブダイ」の刺身が出るは「ボラ」の味噌漬けが出るはで地魚料理
を堪能できます！

（これらは浜で出荷されずに売れ残る物ばかりですが
　残念ながらいつもある訳ではないのです！）