しいたけの伊豆高原情報と放浪旅

(伊豆をバイクで回って10年、伊豆高原に住んで26年目に突入、いろんな事がおこりますねえ!)

宮古市の市街地は壊滅的な状況でした!(5月4日)

2011年05月11日 | 災害・地震・津波・原発脅威
・          【岩手・宮古の津波、高さ38メートルに到達】

海抜38mの内陸部にまで津波は到達しておりました、写真中央で頑張ってるのがガソリンスタンドです
営業している唯一のお店でした!

【宮古市】で検索

「宮古市は、三陸におけるリアス式海岸の北端にあり、岩手県最大の面積を有する町
 市の中央部を西から東に「閉伊川(へいがわ)」が貫き、市街地のある宮古湾へと
 注いでいる。川沿いに人家が密集する地区が多い。
 市街地を覆うように重茂半島が南から延び、宮古湾を形成している。
 太平洋に突き出る重茂地区の魹ヶ崎(とどがさき)は本州の最東端であり、観光協会が
 「本州最東端訪問証明書」を発行するなど「最東端の市」として観光にも力を入れてい
 る」

宮古市の人口は5万8千人です



街の中で唯一営業中のお店がありました!


・          【給油装置は仮設で動いているようでした!】

従業員さんが言うには宮古は火災が無かった分「良かった!」と気丈にも話してくれます
巷で言われていました1㍑180円の法外な価格ではありません、普通の価格でしたし
どうやらガソリン不足は解消しています

(壊滅的な市街地を見て「がんばってね!」と言葉をかけるのがむなしくなりました)



破壊されなかった家屋も危険で住むことはできません!


・         【解体お願いしますの文字が張ってありました】

済めない家に残った住宅ローンの二重債務問題は国で解決して頂きたい



家が残ってる地区はほんのわずかでした!

(建物が無くなって、川の堤防に上がると高い建物は消滅して遠くまで見通せます)


・          【建物には「解体OK」の印です】

38mの津波は防潮堤を乗り越えてやってきました、100年前の明治三陸大津波も
38mの規模とありました

(1万人、2万人が犠牲になる津波って100年に一度はあると肝に銘じましょう、
 300年前には石垣島で84mの記録もあるんです!)



この家の1階部分にはベニア板で補強していました!


・          【「解体OK!」でも持ち主の気持ちが伝わります】

辛い気持ちが襲ってきます、2ヶ月たってますから緊急の持ち物は整理したと思います

(声は掛けられないし、掛けたくても人はいません!被災者の皆さんは何処に?)

夜は不気味な廃墟が続く、漆黒の闇となっているのでしょう!


コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
これ使えますよ ()
2011-05-11 11:29:54
http://www.estrat.co.jp/download.html
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紫さま:会社でも地震予報受信機が検討されています (しいたけ)
2011-05-11 20:17:26
FM受信機のようなものです
受信した時の体制が統一行動できるかにかかっています
返信する

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