津久井・相模原の経営コンサルタント・ITコーディネーター

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魚のいないところで魚は釣れない

2006-08-02 09:12:37 | 創業
「魚のいないところで魚は釣れない」
営業は見当をつけてやろう。どこにお客がいるか?見当を付けよ。

魚のいないところで魚は釣れない。
当たり前のことだが、これが意外とわからない。
創業のはじめごろは西も東もわからない。地図の無いまま出かけるようなものである。歩きくたびれて途方にくれる。魚のいないところで釣り糸をたれても無駄というもの。水が濁っていいれば、釣れそうな気がする。だけど魚が居ないところでは釣れないのだ。なまじ濁ってい魚がいそうに見えると始末に悪い。徒労に終わる。しかも徒労に終わったことさえ気が付かない。自分が悪いのだと思う。翌日も徒労に終わる危険性がある。
「魚のいないところで魚は釣れない」ことを肝に銘じよう。

地図を作れ。いわゆる「攻略マップ」を作れ。
前に事業ドメインの話をした。つまり
1.売るものがあるの?
2.誰に売るの?
3.誰が作るの?作れるの?
自社の商品を誰に売るか決めた。この誰を地図上に書くのだ。
一般消費者向けの商品・サービスだと購買者が直接買いに来るのかそれとも通信販売の形式が取れるのかでかなり違ってくる。通販であれば殆ど全国区となる。
リアルな店舗による直接販売だと自店を中心とした地理的条件が重要となる。
リアル店舗の商売であれば、まず、地元の顧客を層別(たとえば、年齢、性別、所得別といった)に距離、アクセス手段などを想定しどの程度の購買層があるかを予測し地図に書き込むのだ。

つまり魚のいそうな所を書き込むのだ。
そこから営業が始まるのだ。
さあ、釣竿を用意して出かけよう。

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