ma vie quotidienne

フランス語で「私の日常生活」。
ささやかながらも大切な日常の記録です。

パリ旅行日記(8) 朝市~サント・シャペル

2005-08-20 22:16:07 | 
《2005年7月17日》

パリ滞在4日目の日曜日。楽しみにしていたバスティーユの朝市に行きました。この朝市は木・日のみの開催のため、この日がパリ滞在中の唯一のチャンスだったので、はりきって早起きしました!

バスティーユの朝市は、すごく活気があって、売っているものも野菜、果物、魚、パン、チーズ、惣菜からフォアグラまでさまざまで、楽しく見てまわれました。印象的だったのが、じゃがいもの種類の多さと果物の安さ。もちろんたくさん買いこんで帰りました。

部屋で朝食後、再度外出。この日が期限の「カルト・ミュゼ」が使える場所を中心に、たくさんの場所を訪れました。

マレ地区にあるヴォージュ広場。それほど広くはないけれど気持ちのいい公園で、たくさんの人が日光浴を楽しんでいました。そして広場に面して建っている文豪ヴィクトル・ユゴーの記念館を訪ねました。『レ・ミゼラブル』くらいしか知らない無学な私ですが、手紙や当時の新聞も展示されていて、けっこう興味深かったです。

さらに歩いて、ポンピドゥーセンターの中にある国立近代美術館へ。ここは・・・かろうじてピカソの作品で好みのものがあったものの、後は前衛的すぎて私にはまったくさっぱり理解できませんでした。数多く訪れたところの中で、ここが唯一の「私的ハズレ」だったかも。

気を取り直して。。。セーヌ川を越えてシテ島に渡り、次に訪れたのはコンシェルジュリー。フランス革命でマリー・アントワネットが処刑までの最期の日々を過ごしたところです。刑務所や処刑についていろいろ展示されていました。私はギロチンとか言葉を聞くのも苦手なのであまり深くは見なかったのですが、母親はかなり興味深かったらしく、帰ってからそういうのに詳しい妹とギロチンの話で盛り上がっていました。

コンシェルジュリーのそばにあるサント・シャペル。ステンドグラスの世界に圧倒されました。


ノートルダム大聖堂の方が建物自体有名だしステンドグラスもとてもよかったのですが、このサント・シャペルは「ステンドグラス率」が違うんです!壁の部分がとても少なくて、あとは全てステンドグラス。本当に圧倒されます。オススメの教会です!

サント・シャペルを出たのが午後3時くらい。まだまだ帰るのがもったいない時間なのですが、連日の暑さと歩き疲れで疲労がかなりたまっていました。その上、いつのまにか唇に小さなできものができていて、痛くて、これ以上動き回る元気がありませんでした。ということで、アパートメントホテルに戻りました。そして、晩ごはんも食べずに翌朝までひたすら眠る眠る・・・。母親より先にバテる、情けない私なのでした。


(パリ旅行日記(9)に続く・・・。)


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