フランス語学校でベルギー映画「息子のまなざし(原題:Le Fils)」を観てきました!
職業訓練学校の木工クラスで教える主人公オリヴィエが、入学してきた一人の少年に対してとる異様な行動・・・。謎だらけの物語が静かに地味に展開していきます。
人物を終始アップで撮る手法が印象的。演出がないのが演出、とでもいうかのような無骨なつくりでした。音楽もエンドロールを含めて一切無かったですし。もともとドキュ . . . 本文を読む
goo映画情報のプレゼントで鑑賞券をいただいた中国映画「故郷の香り(原題:暖)」を観てきました。
故郷の山村に10年振りに帰って来た主人公が、初恋の女性と再会。彼女との青春の日々と果たせなかった約束に思いを馳せる・・・。うまく言えませんがこんな感じの物語。感想はというと、丁寧に作られたとても上質な映画、という印象でした。地味ながらも心を打つストーリー展開はすごく私好みでもありましたが、誰にでも薦 . . . 本文を読む
井筒和幸監督の映画「パッチギ!」を観てきました。
1968年の京都が舞台。平凡な高校生が朝鮮高校に通うヒロインに一目惚れするところからストーリーが展開します。数々の乱闘シーンは見るのが辛かったですが内容はとても良く、「笑いあり、涙あり」という表現がぴったりな作品でした。
映画の良さに満足する一方で。。。戦時中の日本軍による朝鮮人への虐待行為、というテーマを織り込みながらこんなに心温まるエンディ . . . 本文を読む
「ターミナル」で今年の映画鑑賞は終わりと思っていましたが、まだまだ。ビデオレンタルにて「ホテルビーナス」を見ました。
それぞれ事情を持った人々が本名を隠してひっそりと過ごす「ホテルビーナス」が舞台。草剛が演じる主人公チョナンと住民との心の触れ合いが描かれています。
正直なところ映画の質という点では???な映画だという感想です。途中でラストが読めたり、ホテルの主、ビーナスの存在感がいまいちと思 . . . 本文を読む
おそらく今年最後の映画鑑賞。「ターミナル(The Terminal)」を見てきました!
祖国で起こったクーデターのためにパスポートが無効になり、出国も入国も許されずに空港内で9ヶ月も過ごすことになった男の物語です。テレビコマーシャルなどで見た感じではすごく感動する映画かなあと思って、泣く気満々で映画館へ行ったのですが、実際はどちらかというと「感動」というよりは「痛快」という言葉が浮かぶような、気 . . . 本文を読む
TSUTAYAの半額クーポン期間を利用して「WASABI」を借りてきました。アクション系の映画は苦手なので、あくまでフランス語の勉強が目的です。
こわいかな~と思ったけれど、意外にそんなこともなく、気楽に楽しめる内容でした。自分の国を外国の映画としてみるのは、ちょっと変な気分がして新鮮でした。
フランス語、やっぱり聞き取れない!!でも、字幕を見ながら集中して聞いていると、実際話している意味と字 . . . 本文を読む
今年も残り2ヶ月ですが、私にとっては今までにないほど映画をよく観た年です。
昨日は今年6本目(映画館で観るのが)の映画を観ました。「みんな誰かの愛しい人」というフランスの映画です。
有名な作家である父や、太めの体型の自分自身にコンプレックスを持つ主人公ロリータと、周りの人との人間模様を描いた映画です。ストーリーとしては大きな山場があるわけでもなく感動的なシーンがあるわけでもないのですが、私はす . . . 本文を読む
以前気になると書いた映画、『ぼくセザール 10歳半 1m39cm』を観てきました!!
ストーリー展開もテンポよく、笑うところも多々あり、主人公たちと同じ目線でワクワクドキドキしながら観ることができました。そして最後の場面でのセザールの言葉に、ちょっと勇気づけられもしました。。
いままで観たフランス映画のなかではいちばん当たりだったかも。
あと、ヒロイン・サラ役のジョゼフィーヌ・ベリ(リシャー . . . 本文を読む
気になっている映画、「ぼくセザール 10歳半 1m39cm」。
フランス映画だから、ということもあるけれど、なんだか童心に帰れそうだし怖くなさそうだし(戦争系とホラー系はダメなので)、機会があれば観てみたいなあと思っています。
「10歳半」の「半」ってところがいい感じ。なんか「10歳になりたての子達と一緒にしないで!僕の方がずっと大人だぞ!!」っていうカワイイ自己主張が感じられて、ほほえましく . . . 本文を読む